デジイチライフに欠かせない「ダストブロアー」について教えます!

こんにちは、フォトグラファーのLeoです。

今日は、意外と知られていないデジイチユーザー必須アイテムの「ダストブロワー」について紹介します。

  • ダストブロワーとはなんぞか?
  • その使い方や必要性について
  • オススメのブロワーがどれか

今日もお勉強させていただきます

はいよろしく(笑)

ダストブロワーって何?

デジイチを買ったから教えて〜

ってたまに言われるんですが、いつも初心者な方々に聞くんですよね、

「ダストブロワー持ってる?」って。

でも大体が、

「何それ?」

って言われます。

そうなんですよね、ボクら写真をやる人なら多分誰もが持ってるし、必須アイテムと思っているブロワーなんですが、初心者は意外と知らないんです。

これがダストブロワーです。

ボクの愛用しているやつは足がついてて自立させられるデザインで、ちょっとロケットっぽいですが、大体のブロワーはラグビーボールにノズルが付いただけのデザインです。

Amazonで1,500円くらいです。

よくあるデザインはこんな感じ

ブロワーは英語で書くと「blower」で、blowとは吹くって意味ですよね。

つまり、

吹くもの、ってのがこの道具の名前です。

何するもの?

その名の通り、風を吹くものなんですが、

その風によってカメラを掃除します。

撮像素子につくホコリ問題

レンズ交換式カメラがデジカメやスマホのカメラと違う点は、レンズが取り外せることです。

これはいろんなレンズが使えるメリットがあるわけですが、

そのトレードオフで、撮像素子が晒されてしまう瞬間があります。

こちらの写真、わかりますか?

ボクのα7IIIかrあレンズを外したところですが、奥に見えているのが撮像素子です。

撮像素子って何ですか?

撮像素子とは、

フィルムカメラの時代にはフィルムがあった場所に収まっているデジタルで映像を記録するための装置のことです。

CMOSという素子を使っているカメラが多いので「CMOS」や「CMOSセンサー」と呼ばれることが多いし、もっと一般的には「センサー」と呼ぶことが多いかと思います。

ここに光が当たると、そのデータが収集されてデジタル写真が生成されるわけですが、いまさっきの写真、わかりますか?

白い点々がありますよね?

これがホコリで、放っておくと写真に写り込んでしまうんですよ。

それって良くないんじゃ??

その通り!サンプルを見せますね

こちらの美しい写真、綺麗ですが、気づきますか?

ここに黒い斑点が写り込んでしまっています。

今ではPhotoshopなどで後から簡単に消せるようになっていますが、写り込んでて嬉しいものではありません。

なので、

ブローーーして、このゴミを吹き飛ばすわけです。

ブロワーの使い方

使い方は簡単、

レンズを外して、先っぽが当たらない程度、しかし近くまでノズルを持っていき、プシュプシュします。

上の写真はわかりやすいようにマウントが上を向いていますが、本当はマウントを下に向けます。

重力の力も借りてなるべくホコリが外に飛ぶようにするためです。

絵も描いてみました。

イメージつかめるでしょうか?

完全に取れるわけではない

ホコリにはいろんなものがあって、プシュッと簡単に取れるものと、

中には粘着質なホコリがあります。

これが厄介で、このブロワーのプシュプシュでは取れないことがあります。

そういうゴミが目立つ時はセンサークリーニングに出す必要がありますが、粘着質なゴミを取るための道具がPENTAXブランドから出ていて、センサーに直接触れるのが怖いものの、結構使えます。

その名も「イメージセンサークリーニングキット」というアイテムはボクも持っていますが、鳥もちみたいな道具です。

本当に注意深く作業しないと付着したゴミなどでセンサーを傷つけてしまう心配があるので初心者に推奨の道具ではありませんが、

どうしてもホコリが写真に写り込んでいて困っている時は使ってみるのもアリかも知れません。

他にも使い道いろいろ

ブロワーはシンプルに風を噴き出す道具です。

今回紹介した使い方が本来の用途ではありますが、ボクは他にも色々な使い方をしています。

お掃除が捗る

例えば掃除。

キーボードの隙間に入ったホコリを綺麗に吹き飛ばすのにかなり使えます。

他にも、細い隙間とか、ダスターが入らないような場所を綺麗にするのにブロワーで吹き飛ばす方法が使えます。

他にもいくつかありますが、ボクは口に吹きかけて、空気を食べるのが好きです。

多分特殊な用途だと思いますが…。

Leoおすすめのダスター

ボクがおすすめするダスターは本当は一択なんですが、用途や状況に合わせて3つ紹介しておきます。

1. Giottos「AA1900」

パワーと自立するデザインでほぼ”一択”の存在感!ボクはこれを今まで5個くらい買っていると思います。ロケットみたいな羽に空いている穴は、そこに紐やストラップを通して首からかけられるようにするためのもの。素晴らしい!

5個くらい買いましたが、おすすめすぎてこのうち3つを人にあげています(笑)

2. Kenko「KPB2-DN」

これも1つ持っているんですが、おすすめポイントは、ノズルが短いことです。

この利点、わかります?

うーんなんやろ???

メリットは、持ち歩きの時、邪魔じゃないということです。

撮影に行く時にも持ち歩きたいのがブロワーですが、ノズルが長いと割とバッグの中で邪魔なんですよね。

それがこの短いタイプだと邪魔じゃない。

そしてこの商品だとブラシや長いノズルも付いてるのでいろいろ使えます。

3. VSGO DDA-10

最後はこれ。

これだけ持っていないんですけど、ロケットデザインとは違う構造で自立します。

その構造もあって、他のほとんどのブロワーがフットボール型なのに対してこれはバーバーパパみたいな、なんかちょっと可愛くて(笑)。

正直ブローの性能はどれも変わらないと思うので、デザイン性だけでこれが気になっているという理由でおすすめに入れてみました。

まとめ

以上、

デジイチ初心者があまり知らないブロワーについて紹介しました。

今回はセンサー掃除というメインの用途中心に書きましたが、精密機器であるカメラはメンテナンスが重要です。

レンズも同様、出来るだけガラス面に触れない方が良いのでその掃除・メンテナンス時にブロワーは役に立ちます。

プシュプシュしてカメラを綺麗に保つ、チリやホコリをなるべく除去する、とても大事なことです。

せっかく買ったデジイチ、

丁寧なメンテで大切に使ってあげて下さい!

シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!