iPhone 14 Proを買って大勝利だと思った話

こんにちは。Mac歴27年目、iPhone歴14年のボクです!

今日は、昨年購入した「iPhone 14 Pro」の選択が大勝利だったと思ったよっていうお話です。

これからのiPhone買い替えサイクルは3〜4年

以前、iPhoneの買い替えサイクルは長くなるよという記事を書きましたが、その考えは今も変わっていません。

この時書いた考えは、その時最上の機種を購入し、3〜4年使うべき!というもので、かつては大体2年サイクルでスマホを買い替えるのが一般的だった状況に対しての考えでした。

14 → 15で進化したこと

では、今回の定期アップデートで進化したところを確認しましょう。

ノーマルiPhone 14 → iPhone 15

まずは無印iPhone 15での進化ポイントは以下の4点。

  1. ダイナミックアイランド搭載
  2. カメラの画素数UP
  3. A16 BIONICにアップデート
  4. USB type-Cに

1. ダイナミックアイランドに対応

iPhone 14 Proから搭載されていた「ダイナミックアイランド」に無印モデルも対応しました。

2. メインカメラが4800万画素に

写真をよく撮る人には朗報。これもiPhone 14 Proでは先行してアップグレードされていた高画素に進化しました。

3. A16 BIONIC

これも同じく、iPhone 14 Proに搭載されていたチップがお下がり的に降りてきたものですね。

4. USB type-C

こちらはProシリーズと合わせて今年のモデルからの変更点ですが、無印モデルにおいては”進化”とは呼べないかも知れません(理由は後で)。

…ということで、iPhone 14からiPhone 15への進化ポイントの多くは、iPhone 14 Proからのお下がりだったことがわかりますね。

iPhone 14 Pro → iPhone 15 Pro

続いては、iPhone 15 Proの前モデルからの進化を見てみましょう。主な進化点は以下の5つ。

  1. チタンボディに
  2. 5倍ズームまで対応(MAXのみ)
  3. 「アクションボタン」搭載
  4. A17 Proチップ搭載
  5. USB type-C(最大20倍速い)
  6. 約10%軽くなった

やはり無印より特記すべき進化ポイントが見られるProシリーズ。

1. チタンボティ

外観で一番目を惹く進化点であり、6番目の軽くなった要因でもあるチタン素材使用。ケースに入れる人が多いと思うので、触り心地などへの影響は少ないかも知れませんが、見た目のインパクトはあります。

2. 5倍ズーム

こちらはMAXの方だけの搭載ですが、120mmという望遠域が撮影できるレンズが搭載されたのは結構すごいですよね。

3. 「アクションボタン」

去年の「ダイナミックアイランド」新搭載に相当する新要素として、いろんな機能を割り当てられるらしい「アクションボタン」の新搭載があります。これまで一貫して、サイレントモードのON/OFFスイッチが鎮座していた場所が変わりました。

4. A17 Proチップ

A16から比べて10%高速、GPUは20%性能向上したとされる順当進化のチップ。

5. USB type-C

さあ、これが説明必要なポイントになる要素なんですが、ノーマル15でもUSB C搭載へと変更されました。しかし、ノーマルの方は、USB Cの高速転送には対応していないんですよね。

Proのみ、対応ケーブル(高い)を使用したとき最大20倍の高速データ転送に対応するらしいです。

もし20倍の転送速度が本当に実現されるのであれば、Macとのやりとりで音楽を入れ替えるなどのデータのやり取りやバックアップ作業が瞬殺で終わるのでいいですよね。

ただし、純正ケーブルは約10,000円と高価なのでスペックだけ見て手放しでは喜べません。サードパーティー製で信頼できるケーブルが手に入ると良きですが。

iPhone 15を見送る人が多そうな理由

今回のiPhone 15/Proを見て、「これは買いではない」と感じました。

その理由はいくつかありますが、多くのiPhoneユーザーも、今年が買い替え時だったり、今の機種が壊れたとかでない限り、買い替えないだろうなと思いました。

理由1: Lightningに縛られている

これが最大の理由になるので最初に書きます。

特に欧州での法整備などを理由にアップルはLightningケーブルを手放したのだと思いますが、iPadではすでにUSB C化が進んでいましたし、いずれそうなる流れはありました。しかし一方で、例えばiMac用のワイヤレスキーボードやマウスたちはLightningケーブルでの充電対応になっていますし、まだ純正機器にLightningは残っています。

その内なくなるけどね

これらもいずれはUSB Cに置き換えられ、完全にLightningがなくなる日は遠くないと思いますが、しかし、多くのiPhoneユーザーは周りにLightningケーブルを抱えているのも事実。

寝る時に充電する用、リビング用、職場用という据え置きタイプから、モバイルバッテリーや、旅行用、車載用、予備、などなど、多い人なら数えたら10本くらいあってもおかしくないですよね?

もし、iPhone 15に買い替えたら、これらのLightningケーブルが全て不用品になってしまいます。

ボクは、多分20本くらい持ってる人間なので、次iPhoneを更新したらこれらがただの紐になってしまうことを感じて、「機種変したくねー!」って思いました。

理由 2: ワクワクする様な新機能はない

AppleWatchでもそうですが、車で言えば、「フェイスリフト」(マイナーチェンジ)の様な更新となる年が数年、デザインや驚きの新機能新搭載がやってくる年が3年か4年に一度というのがアップルガジェットの流れです。

車だと6〜8年くらいに1度の頻度でメジャーアップデート(フルモデルチェンジ)がやってくる印象がありますが、スマホの世界だと3〜4年かな。

iPhoneで言えば、

  • 初代〜3Gsまでの丸っこいデザイン
  • 周囲が平になったiPhone 4〜5s
  • 周囲が丸みを取り戻したiPhone 6〜6s
  • まさかのイヤホンジャックを捨てたiPhone 7〜8
  • ホームボタンを捨てたX〜Xs
  • Proモデルが登場し、3眼カメラになった11〜13
  • ダイナミックアイランド登場の14〜

こんな感じの更新区分でしょうか。iPhone 7の次の8は、Xと同じ年に登場になったし、iPhone 7の出の物理ボタン→擬似ボタン、防水対応、イヤホンジャック排除がデカすぎたのもあり、この辺の時期は進化速度が早かったイメージがあります。

とはいえ、初代登場が2008年で、今年登場から15年経って、6回くらいのメジャーアップデートとカウントするならば、2, 3年に1回大きな進化を遂げる感じですよね。

これは噂も含めての話ですが、来年登場予定のiPhone 16では多くの新要素が追加されるらしい話も出ているので、今年のモデルは見送る人が多いかなと思いました。

3. 高い

そして何より、対ドルの円安がすごいため、現在円で稼いでいる人にとってiPhoneはかなり高いです。そのため、(来年以降円高になるかはわからないものの)今サクッと購入しようと思える人が少ない可能性があります。

いいものであることは感じたり、物欲はあれど、お金がなければ買えませんから。

iPhone 14 Proを買っておいて勝利を感じた理由

どんな道具にも寿命はあります。

ボクはまだ2015年夏に買ったMacBookを酷使していますが、流石にもう、挙動がおかしくて、レスポンスも鈍すぎて使い物になりません。当然、最新のMacBook Airを買えば世界が変わります。

気分よく使えていたのは、多分2019年くらいまで。だからノートパソコンの寿命は4年くらいかと思います。

スマホも近しいもので、手元にあるiPhone 5sを引っ張り出していじってみると、アプリとかほとんど入れてないのに挙動がやばい!まあ5sは2013年発売モデルですので10年選手で、当然ですが、スマホの寿命は長くて5年かなと感じます(使い方によるけど)。

そんなわけで、誰もが直面する、買い替えサイクル問題。

ボクは一個前のiPhone Xsを4年使い、最後の方は結構色々しんどかった記憶が残っていますが、しかし、iPhone 13の時に機種変更していなくてよかったなと思っています。

その一番の理由は、「ダイナミックアイランド」。これ、使っている人ならわかると思いますが、かなり有用で、ノッチ問題をクレバーに解決していて快適です。

そんな「ダイナミックアイランド」初搭載世代であり、そして、Lightning最終世代であることが完璧なタイミングでの更新だったなと思ってて、仮にiPhone 16がワクワクドキドキの新機能搭載で登場してきても、最低でももう一年使って、2025年モデルを買うかなーと思ってます。

だから、身の回りにわんさかあるLightningケーブルたちの寿命がいい感じに消費されていき、そして、2025年に向けて計画的にUSB Cに置き換えていけるなって感じていて、とてもいい気分です!

まとめ

スマホは現代人にとってもはや体の一部。

ウェアラブルじゃないけど、肌身離さず持っているものだし、自分のQOLを変える重要な要素です。

だから、そこに関わる問題は丁寧に向き合うべきとボクは考えていますが、そんな現代人にとって毎年9月は重要な月ですよね(iPhoneじゃない人は違うけど)。

ボクは毎年9月が近づくとそわそわしていますが、今年のモデルが単調な進化しかなかったことに安堵感を得ました(笑)。

安心して(少なくとも)来年までiPhone 14 Proを使用し続けられそうです!

皆さんはいかがでしょうか?

シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!