【’22.5更新】大阪に本社がある企業をまとめてみた!

2022年5月に情報をアップデートしました!

こんにちは、シアトル生まれ、大阪育ちのLeoです。

日本では大手企業の”本社”といえば東京にあるイメージが強く、人によっては当たり前というか、「大企業の本社=東京にある」と言う固定観念を持っている人もいるかも知れません。

しかし、例えば世界トップ企業である「Amazon」はシアトルに、時価総額世界一の「APPLE」もサンフランシスコから1時間くらい車を走らせた郊外の街に本社を構えています。本社=大都市にある、というのは世界基準とはズレているかも知れません!

ということで、この記事では、ボクの「育ちの故郷」、大阪に本社を構える大手企業について紹介しています!

大阪にある有名企業

大阪は日本では2番目の都市と言われますが、実は面積は逆に下から2番目!そう、狭いのです!!

そんな大阪に本社を置く大企業って一体どんな会社なんでしょうね!大阪に長く住んでいる身としてはいくつかの会社が頭に浮かんできますが、意外な会社が大阪にあったり、逆に大阪と思い込んでいた会社が別の都道府県に本社を置いていたり、結構面白いリサーチになりました!

大阪に本社を置く企業リスト

  • 株式会社キーエンス(大阪市東淀川区)
  • 武田薬品工業株式会社(大阪市中央区)*グローバル本社が東京にあり
  • ダイキン工業株式会社(大阪市北区)
  • 伊藤忠商事株式会社(大阪市北区)*2本社
  • パナソニックホールディングス株式会社(守口市)
  • 塩野義製薬株式会社(大阪市中央区)
  • 株式会社クボタ(大阪市浪速区)
  • オリックス株式会社(大阪市西区)
  • 株式会社シマノ(堺市堺区)
  • 大和ハウス工業株式会社(大阪市北区)
  • 小野薬品工業株式会社(大阪市中央区)
  • 積水ハウス株式会社(大阪市北区)
  • シャープ株式会社(堺市堺区)
  • 日本生命保険相互会社(大阪市中央区)
  • サントリーホールディングス株式会社(大阪市北区)
  • 日本ハム株式会社(大阪市北区)
  • 日清食品株式会社(大阪市淀川区)*2本社
  • 江崎グリコ株式会社(大阪市西淀川区)
  • 株式会社カプコン(大阪市中央区)
  • コクヨ株式会社(大阪市東成区)
Panasonic本社

大阪に本社を置く企業として一番最初に頭に浮かぶのは「パナソニック」ですが、

同じく大阪に本社を置く大手家電メーカーには、「シャープ」もありますね。以前は「サンヨー」もありましたが、パナソニックに吸収されました。

個人的に意外に思うのが「日本ハム」です。

保有する球団「北海道日本ハムファイターズ」が本拠地を北海道としていること、移転前も東京ドームが本拠地だったことから在阪企業というイメージがありませんでした。

逆に、「江崎グリコ」は道頓堀の看板が大阪のアイコンにもなっていることからイメージしやすいですね。

大阪グリコサイン
有名なグリコの看板

大阪にある時価総額上位の企業(2022年5月更新)

2年ぶりに時価総額ベースで国内ランキング上位100位以内の企業をまとめてみました。カッコ内は前回調べた時の順位からの変遷です。積水ハウスは101位ですが、前回90位だったので入れておきました。

2022年4月時点の情報

  1. 株式会社キーエンス(3位→4位▼
  2. 伊藤忠商事(28位→17位▲
  3. 武田薬品工業株式会社(12位→19位▼
  4. ダイキン工業株式会社(19位→22位▼
  5. オリックス株式会社(69位→47位▲
  6. パナソニックHD 株式会社(56位→51位▲
  7. 株式会社クボタ(68位→55位▲
  8. 株式会社シマノ(72位→71位▼
  9. 塩野義製薬(66位→73位▼
  10. 大和ハウス工業株式会社(75位→78位▼
  11. 小野薬品工業株式会社(83位→86位▼
  12. 積水ハウス株式会社(90位→101位▼

相変わらずキーエンスが強いんやなぁ〜

伊藤忠とオリックスが大きく上がってるかな?

日本では大手の本社は東京一極集中傾向が非常に強いのでこのような結果になっていますが、そんな中で4位に食い込んでいるのがキーエンス。キーエンスは生涯年収が5億を超えるとも言われているスーパー企業です。

ちなみに、1位の「トヨタ自動車」は愛知県、10位の「任天堂」は京都府と10位以内に4社、東京以外に本社を置く企業がランクインしています。

国内トップ5は?

参考のために日本のトップ5企業リストも載せておきます。

  1. トヨタ自動車(愛知県)
  2. ソニーグループ株式会社(東京都)
  3. 日本電信電話株式会社(東京都)
  4. 株式会社キーエンス(大阪府・大阪市)
  5. 三菱UFJファイナンシャルグループ(東京都)

過去のデータ

この記事はアクセスが多いので、定期的に調査して更新しています。過去のデータも参考になるかもしれないので以下の通り残しております。

2020年6月時点の情報

  1. 株式会社キーエンス(3位)
  2. 武田薬品工業株式会社(12位)
  3. ダイキン工業株式会社(19位)
  4. 伊藤忠商事(28位)
  5. パナソニック株式会社(56位)
  6. 塩野義製薬(66位)
  7. 株式会社クボタ(68位)
  8. オリックス株式会社(69位)
  9. 株式会社シマノ(72位)
  10. 大和ハウス工業株式会社(75位)
  11. 小野薬品工業株式会社(83位)
  12. 積水ハウス株式会社(90位)

2017年4月時点の情報

  • 株式会社キーエンス(12位)
  • 武田薬品工業株式会社(18位)
  • ダイキン工業株式会社(32位)
  • パナソニック株式会社(35位)
  • オリックス株式会社(55位)
  • 大和ハウス工業株式会社(57位)
  • 株式会社クボタ(59位)
  • 塩野義製薬株式会社(63位)
  • 東レ株式会社(77位)
  • 株式会社シマノ(79位)
  • サントリー食品インターナショナル株式会社(85位)
  • JR西日本(94位)
  • 小野薬品工業(96位)
  • 田辺三菱製薬(98位)
  • 関西電力(99位)

2017年にこの記事を最初に書いた時、『トップ10には一社も入っていませんね。』とコメントしていましたが、当時12位だったキーエンスが3位へ躍進しています。

世界の時価総額トップ5企業はどこに?

では、世界のトップ企業はどこなんでしょうか?2022年3月時点の情報を紹介します。

  1. Apple(米国・CA州クパチーノ市)
  2. Microsoft(米国・WA州レドモン市)
  3. Saudi Arabian Oil(サウジアラビア)
  4. Alphabet(米国・CA州マウンテンビュー市)
  5. Amazon.com(米国・WA州シアトル市)

アップルが一位なのか〜

5位までの4社がアメリカ西海岸だね〜

2020年に調べた情報

  1. Saudi Arabian Oil(サウジアラビア)
  2. Microsoft(米国・WA州レドモン市)
  3. Apple(米国・CA州クパチーノ市)
  4. Amazon.com(米国・WA州シアトル市)
  5. Alphabet(米国・CA州マウンテンビュー市)

この時は1位がオイルマネーでしたね。今は当時3位だったアップルが1位になっています。

2017年に調べた情報

  1. アップル(クパティーノ, CA)
  2. アルファベット(マウンテンビュー, CA)
  3. マイクロソフト(レドモンド, WA)
  4. アマゾン(シアトル, WA)
  5. バークシャー・ハサウェイ(オマハ, NV)

いやぁ〜世界は強いです…!

なんで?

下記のブログにも書いたんですが、アメリカだとここまでの一極集中は怒っていなくて、なんで日本はこんなことになってるんやろ??って

アメリカはNY集中じゃないの?

いえいえ、そんなことないんで、記事を読んでみてください!

NYは大都市ですから多くの企業が本社を置きますがし、人口も多いですが、西のLAとか、もちろんわが“生まれ故郷”・シアトルにもAmazonやStarbucksなどの有力企業の本社があって国中に大手企業が分散しています。

どちらが正解、という話ではありませんが、なんでこうも違うのかなーとは思っていました。

なので一度、“育ちの故郷”・大阪にはどんな会社が本社を置いているのかが気になったので調べてみたわけですよ。

意外な会社も大阪に本社があるのか〜って勉強になりました!

わいも、賢くなりました!

まとめ

いかがだったでしょう?

一極集中が100%悪いというわけではありませんが、例えば東京が大地震にあえば日本の機能が停止しますよね?もう少し分散して色々な都市に有力企業が点在する形もアリだと思っています。

日本で育った普通の日本人にとってはやっぱり「東京」が”勝ち”の印象で、「成功したいなら東京へ」というイメージを強く持っているんでしょうかね?

ボクは逆に、地方都市で成功して、その土地に根ざした感じで上手くやれている方がカッコいいなーって思うんですが、微妙なんでしょうか?

でもまあとりあえず、

今このブログで一番アクセスを集める記事となっているので、誰かのお役に立てる情報をまとめられたようで、書いてみて良かったです!!

  1. 初めまして、SeattleにあるShoreline Community Collegeを卒業した者です。
    自分が思うに日本はイギリスと似ているんじゃないかと思います。まず
    イギリスもロンドンが金融センターであり、そこに大手の金融機関と
    政府の関連企業などが集中し、イギリス国内の実業家がそこでお金を
    借りればすぐに商売を始められるので利便性があります。特に首都の
    ロンドンは王室や政府と近く、仕事に困らない環境です。また日本は
    イギリスに比べて平地が少なく、日本は高い山が多いので流通の面では
    不便で、アメリカよりも車社会ではないので、地方で企業が構えるよりも
    地下鉄や港が近くて金融機関が多い東京に一極集中してしまうと思います。
    ネット社会で情報共有は楽になりましたが、荷物の運搬になるとやはり
    山が多い国では移動に時間が掛かり、人々も山の上よりも平野の方が
    住みやすいので、どうしても東京や大阪に人口が集中してしまいます。
    すると日本企業は人口が多い場所に本社を構えれば人材募集も楽です。
    あとアメリカですが、アメリカの州は一国に近く、EUに近い仕組みです。
    各州で法律や消費税、チップも違うし、東海岸のニューヨークに全部
    人を集めるよりもそれぞれの州に支社を置いた方が効率が良いと思います。
    ただアメリカも東海岸と西海岸、テキサスは発展していますが海がない
    内陸部の州はやはり発展しておらず、中国やインドもそうですが基本
    海が見える地域の方が人も金も仕事も集まりやすいと思います。更に
    隣国に近い地域も発展しやすく、九州や沖縄も昔栄えたのはそれです。

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    1. >留学経験者さん
      コメントありがとうございます!
      実施されてみないと結果は「想像」の域を出ませんが、国が地方創生と言い始めて久しいので記事中のコメントを思っているのはあります。
      ある程度の一極集中は当然おこるわけですが、東京都それ以外の差が
      大きすぎることの弊害と、もし仮にいくつかの都市が近しい規模で発展していくことの利点を想像せずにいられないという感じでしょうか。
      地球規模で見たときに大きな街(だいたいその国の首都ですが)がいくつか挙げられる様に、国の中でもいくつかそういう土地があって、色々と分散させられた方が良さそうだなーっと。
      シアトルもbefore Amazon (or Microsoft) 時代は片田舎のイメージでしたけど、世界トップクラスの企業が本社を「そこに作ろう」と思えた(また、成長後もそこに留まろうと思える)環境がいいなーって。
      日本だと、おっしゃる通りの利便性があるかも知れませんが、会社がおっきくなってきたら東京に行かななきゃならない、みたいな感じがありますし、でもそれっていうのが「長い物には巻かれろ」精神というか、大多数に飲み込まれてる感じが好きじゃないなというか。

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シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!