大好きですが、所有はしていない、でも大好きなプジョーの最新コンパクトSUV、「2008」と完全電気駆動の「e-2008」が日本でも発売されることをGroupe PSA Japan株式会社が発表しました!
2008は2014年に新たな流行スタイルとなりつつあったコンパクトSUVカテゴリに参入するモデルとして登場。その後”顔”を中心にブラッシュアップされましたが、今回が初の本格的なモデルチェンジです。
今後自動車業界は電気駆動モデル中心の時代へと変わっていく中、同じモデルで内燃機関タイプと完全電気駆動タイプが共存するモデルとして転換期を象徴する一台になりそうです。
MoKuJi
新「2008」の特徴
本格プレビューは専門サイトがやりますので、Leo的な目線で見た特徴をさらっとまとめてみます。
特徴1. 最新世代の”獣フェイス”
まずはここですね、
現行のプジョーモデルで共有されている最新のデザインアイデンティティを取り入れたワイルドで強靭なイメージを受ける獣感バリバリのエクステリア。
流線的かつゴツゴツ感を共存させ、LEDライトなどでシャープさも演出!これ以上ないスリークなデザインにときめきます。
獣の力強さ、いかつさの中にフランスらしいエレガンスと遊び心を感じるのはボクだけでしょうか?
新登場となったフルEVモデルではエコ感をイメージしてか、ブルーのアクセントカラーが取り入れられていて、これも新世代プジョーを感じるエクステリアイメージとなっています。
特徴2. プジョーお得意のiCockpit
正式名称、「PEUGEOT 3D i-Cockpit」と名付けられたドライバーシートは、おそらくプジョーだけが採用する小径ステアリングホイール(ハンドル)により、通常輪の内側に見えるはずのメーターをステアリングホイールの上から見るデザインです。
小径ステアリングホイール自体は初代2008も採用していました、フルデジタル表示となったメーターは、「3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネル」と呼ばれ、スピード以外にも様々な情報を表示します。
公式プレスリリース内にはこの様な画像で紹介されていますが、より安全で、ストレスの少ないドライブになるための工夫と装備が揃っています。
もともとホールド性が高く体をしっかり支えてくれるイメージの強いプジョーのシートと、これら最新デジタル装備でさらに上のドライブフィーリングを得られることに期待が高まります。
最大385km航行のフルEVモデル
フルEVの車はもはや珍しいものではありませんが、いつもひと時代遅れていたイメージのあったプジョーが時代についてきているイメージです。
JC08モードでの航続距離385kmというe-2008は最高出力100kW(136PS)とこのサイズの車には十分なパワーで期待できます。
3kW 15A 200V充電ケーブル
コンセントからの充電でも約4時間の充電で50km分の充電が可能ということです。毎日何百キロという長距離移動を続けるひとでなければ十分なバッテリーだと思います。
充電時間一覧
- 100%充電:約18時間
- 50km充電:約4時間
- 100%充電:約9時間
- 50km充電:約2時間
- 80%充電:約50分
プジョーによるウォールボックス型充電器の販売や設置については発表されていませんが、自宅に導入すれば通常のコンセントからの充電より倍速いチャージが可能となります。
普通のコンセントからでも、家に帰ってきて、夜中充電しておけば満タンとは行かずとも50km分の追加充電が可能ですから、日本での一般的な用途には十分かと思います。
新時代やね〜
気になる価格は??
さて、そんな感じで新時代も感じつつ、しかしプジョーらしさを全身にまとった大注目の2008は、一体いくらで手に入るのでしょうか??
以前、ボクは国内発売が待ち遠しくて勝手に価格を予想していましたが、どれくらい当たっていたのかも気になりますねぇ。
国内モデルは全4グレード!
本国フランスではグレードも多岐にわたる上にパワートレインも選び放題という感じなのですが、国内モデルはシンプルにガソリン車が2グレード、EVが2グレードの全4グレードとなっています。
それぞれ同様に、上位モデルで「GT Line」、下位モデルが「Allure」という住み分けで、ひらたーく言えば、
ちょっと豪華なタイプと、シンプルなタイプ
という感じです。
左がGT Line、右がAllure
はっきり言って好みもわかれると思う部分ですが、GT Lineの”三本爪”は、「これこそプジョー」と感じるデザインです。
Webで簡単見積もり
価格の話に戻ります。
プジョー公式サイトにはコンフィギュレーターがありますが、ごちゃごちゃオプションをつける感じではなく、選ぶのは外装色とパノラミックガラスルーフの有無、ナビの有無くらいですので見積もりはシンプル。
たった二種類からグレードを選びます。
現状、国内モデルでは1.2L PureTech”ガソリン”ターボエンジンしか選択できません。
燃費は悪くありませんが、「ハイオク」仕様なので燃料代が高くつきます。最近増えているディーゼルは燃費、燃料費、エコカー特別措置の3得要素があるため国内モデルへの導入が期待されますが、、、出ないのかな??
今回のセールスカラーは「フュージョン・オレンジ」なので49,500円増、あと、14万円増ですが、パノラミックガラスルーフオプションをつけ、
結構たっけーわけですが、一応ナビとETCのセットもつけました。
*自分が本当に買う場合はきっと、Apple CarPlayだけでいいと思います。
ということで、上位モデルに塗装オプション代、パノラミックガラスルーフ代、ナビ代がついて税込381万円となりました!
↑これが予想記事でボクが予想していた価格です!
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 予想バッチリやん!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
やるやん笑
地味に嬉しいwwwww
残念ポイントは?
ということでちょっとテンション上がりましたが、実は発表をみてガッカリした点もありました。
- ディーゼルモデルなし
- ジェニュインレザーシートなし
- グリーン系のカラバリがない
実はほとんどガッカリポイントがなかったのですが、先に書いた通りディーゼルモデルがないのがちょっとガッカリ。
あと二つは、あえてあげるなら、の点ですが、上位のGT Lineでもアルカンタラしか設定がなく、400万近く出す車としてはジェニュインレザーのシートもオプションで用意されていてもいいのかなと思いました。
あと、カラーラインナップですが、
以上の様に6色展開はあるものの、基本色となるホワイト、シルバー、ブラック以外に3色しかなく、SUVらしい色であるグリーン系がないのが個人的にガッカリです。
まあ、これは本国でも同じなのでマイナーチェンジ時に何かいい感じの色が登場することに期待したいと思います。