生姜入りのクッキーを基礎に作る「Gingerbread house」(ジンジャーブレッドハウス)は女性なら必ず「かわいい!」と声を出してしまうメルヘンチックなお菓子の家のことで、グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』に出てくることでも有名です。
日本語のウィキペディアでは、ドイツ語のヘクセンハウスと記載されていますが、多くの人が「かわいい!」と思うだろうこのお菓子のお家も、なかなか自分で作る機会はないかも知れません。
生姜入りクッキーとしてはCGアニメ映画「シュレック」に登場する”クッキーマン”が有名でしょうか。英語では「Gingerbread man」(ジンジャーブレッドマン)と呼ばれ欧米ではクリスマスの風物詩の一つです。
今日はこの生姜入りクッキーで作るお菓子のお家を”建ててみた”ので簡単に紹介したいと思います。
IKEAのキットが手頃で簡単
最近では無印良品でもお菓子のお家キットが売られているのを見ますが、IKEAに売っている「PEPPARKAKA HUS」というやつが税込649円とお手頃価格だと思います(無印のは1,500円)。
用意したのはこんな感じです。
ネットで検索すればたくさん”HOW TO”が出て来てどんなものを買えばいいか知ることができます。
「アーモンドスライス」は屋根の瓦、「たけのこの里」はツリーに、「マシュマロ」をアレンジして雪やスノーマンを作ります。
右上の白いのが「シュガーパウダー」(IKEAで200円)。最初に書いた649円のキットにはクッキーだけなのでこのシュガーパウダーを卵白でといてフロスティングを作ってくっつけたり、パウダー状のままふりかけて雪化粧を施します。
IKEAのキットに入っているのはこんな感じのクッキー。食べていないのでわかりませんが、きっと生姜風味で美味しいクッキーです。壁面x4枚と屋根用x2枚、そして煙突用のちっさいクッキーが入っています。
これに加え、台にできる板か何かを用意しましょう(ボクは100均で手頃なサイズのコルクボードを買いました)。
Let’s build the house!
それでは早速建築工事を始め(組み立て)ましょう!
クッキーのパーツを出して板の上に並べたらまずは屋根に瓦を貼っていきます。
先ほど書いたフロスティングを接着剤の様にして「アーモンドスライス」を貼っていきます。
屋根が完成したら「たけのこの里」に装飾。ツリー量産(笑)。
壁面に柄を描きます。
この辺もネットで検索すると模様が色々紹介されていますし、キットの説明書にもサンプルが描かれています。
この絵を描く作業がなかなか大変ですのでここで時間を使うかも。
ちなみに先に壁面に絵を描いたり屋根瓦を張っておかないと立体にした後にはさらに描くのが難しくなりますので先に描く様に気をつけます。
準備ができたら壁を接着していきます。同じく接着剤の様にうまくくっつけて。
屋根をのっけて安定したら家の”建築”はほぼ完了。
Let it snow!
家が完成したら雪を降らせましょう!
100均でもゲットできるふるいを使って”雪”を降らせましょう。
雪でコルクボード感を覆い隠せたらだいたい完成です♪
完成!
だだーん♪
完成しました!数時間かかってこんな感じにできました〜。
ネットで検索するともっとおっきなツリーがあったり、家の中に明かりが入っていたり、サンタだけではなくソリがあったり、「おぉ〜、工夫するとこんなのもできるんやな〜」と感動する様なものがたくさん出て来ます。
ハロウィンのかぼちゃのランタンもそうですが、初心者としてはまずはこんなところかな、と。来年もっと本気出そうかな、というところですね。
飾っているとホコリもかぶっていくだろうし、後々食べるという選択肢は難しいかも知れませんがこの季節の楽しみのひとつとして”あり”でしょう♪
実物を見ていただけます♪
クリスマスまでの間、このジンジャーブレッドハウスはLEO MIYANAGA GALLERYに展示しています。興味があれば是非覗きに来てください♪