今月は文具ネタばっかりで、MY BOOMが起こりやすい性格なのがバレバレなボクですが、最近出没率高しの伊東屋にてボールペンをゲットしてきたので紹介します。
Pelikan Stola
今回ゲットした一本はこれ!「ストラ」というシリーズの全身真っ黒バージョン。定価2,000円プラス税と普通の感覚だと高めのボールペンですが、ペリカンのボールペンで、しかも繰り出し式のものをこの値段でゲットできると考えればお値打ちに感じます。
Pelikanについて
ペリカン(Pelikan)はスイスに本社を置く文房具、オフィス用品メーカー。筆記具、絵の具や絵筆、チョーク、糊といった教育用のアート、クラフト資材の他、インクジェットプリンター用カートリッジ、パソコンやFAX用のインクリボンなどの印刷資材も扱う。ペリカンのブランドはドイツに起源があり、現在も売上の半分程度をドイツ国内で稼いでいる。
(from Wikipedia)
ペリカンは、クリップ部分に特徴があって、ブランド名の通りペリカンをかたどったデザインで、胸ポケットにさしていたりすると一目でそれとわかります。
高級筆記具メーカーとして確固たる地位を築いているブランドですが、代表的プロダクトの「スーベーレン」のボールペンは2万円代からと、ParkerやCrossなどの売れ筋ボールペンと比べてちょっとお高いものしかラインナップされていないんですよね。
なので、逆にペリカンのくちばしをゲットしたい思いと、繰り出しタイプのペンであって欲しいという思いがある場合、ペリカンだと予算が大幅にアップしてしまうわけです。
そんな中このストラは金ピカではありませんが、ペリカンのくちばし型クリップと、繰り出し式ボールペンを2,000円プラス税でゲットできる一本というわけです。
写真でチェック
ペン先を出した状態。
全身ブラックですが、上半分は真鍮、ペン先側の半分はアルミだそうで、安いプラスチック製のペンとは触り心地も重みも違います。そこはいいのですが、アルミより真鍮の方が重いからか、ペンの重心が上の方にあるのが文字を書くときにどうなんだろうか?というのはあります。
多くの方が同意することだと思いますが、ペンはペン先に近い方に重心がある方が安定する気がします。
こちらがクリップ部分。
ペリカンのくちばし型ですが、スーベーレンの様に目はデザインされていません。
とはいえ、頭部分にブランドロゴがあるのでしっかりペリカンしています。
書き味、書き心地
さて、ペンとして最も大事なことですが、文字を書く上での書きやすさや書き味はどうなのでしょう?
上の写真、相変わらず字は汚いですが。。。ささっと描いてみた感じはこんな具合です。
値段がそこまで高くなかったのもありますが、試めし書きしてすぐに買ったのにはその書き味が気に入ったという理由もありました。
ヨーロッパのものなので最初に入っている芯は中字(M)ですが、スラスラっとした書き味に「お、これ好きだ」となりました。
比較
ちょっと写真はピントが合っていない部分がありますが、パイロットのフリクションボール2ビズ(0.38mm)、セイラーのG-FREEと比べてみました。
フリクションはやっぱり薄い印象ですが、ストラ、G-FREEはパッと見はかなり近いですね。
書き心地的には、カリッとした印象のフリクションと、サラサラ、ヌルヌル感でスラスラ書ける印象のストラとG-FREE。スラスラ系が好きな方は気にいると思います。
本体は休めでも、替え芯は舶来品です、国産と比べて何倍もお高く、定価800円(税別)で、Amazonでも500~600円くらいです。これだけ出せばG-FREEが2, 3本買えるので、趣向品ですね。
ペリカンの芯はなかなか評価が高くて、好きな人も多いので、逆にいうと比較的安価にその高評価な芯が使えるペンをゲットいたという感じでもあります。
オフィスに馴染む?
いつものペン立てに挿してみたらこんな感じ。
全身ブラックなので高級感はそこまでありませんが、メタル感あるボディの質感はいい感じです。
もちろん、パッと見てペリカンのロゴが目に入るのもGOOD!
値段がお安めなのでこういう風に乱雑に挿していてもそこまで気にならないのはいいことかもですね。(値段ならなんなら横のフリクションの方が1.5倍高いですし)
まとめ
ということで、ブランドの中では安価なものとはいえ、ほぼ初めての舶来ブランドボールペンをゲットしました。
目はないし、全身ブラックで分かりづらいですが、憧れる人もいるというペリカンのくちばしを初めて手にしてそれなりに気分がいいので今は満足しています。
実際の稼働を考えるとやっぱり細字タイプのペンが好きなのでどれだけ使うか分かりませんが、なんなら替え芯の細字を買って入れ替えてもいいかなーとか思いつつ、ネットで次に買うペンを見ていたりもする、本当にMY BOOMがやばいボクでした。
以上。
注意
ちなみにこのペン、絶版品なのでもう売られているところはほとんどないそうです。