少し前、ひょんなことから題名のペンをいただきました。
ボクはあまり人のことを褒めるのが得意ではないし、それも理由で人から頂き物をして心から「これは!!!!」ってなったことが少ないと自分では思っています(嫌なやつですよね…)。
全く予想外なところからやってきた最高のペン!
そんな感じで、全然予想していなかったタイミングで、全然予想していなかったところから頂いたのが、ドイツの文具メーカーとして有名なLAMYの万年筆でした。
LAMYといえば、独特のオサレデザインが特徴的で、ボクも好んでいるためSafariのボールペンを始め、いくつかのペンを保有しています。
今回このペンをくれた方はそのことを多分知ってはいたと思うのですが、伊東屋限定の、しかも万年筆で攻めてきたのがすごいと思いました。
万年筆がすごいと思った理由
なぜ万年筆がすごいと思ったかというと、今の時代、ボールペンが主流で、消せるタイプも存在することもあって万年筆のようにケアが必要だったり、書くのに慣れが必要だったりするものは手が出しづらい感が否めません。ボクも前々から気にはなりつつ、カクノを購入してみて挫折し、そもそも字を書くケースも減った現代に高価な万年筆を買おうという気持ちはなかった人です。そんな現代において、人に贈るものとして万年筆を選ぶのは勇気がいるのではないかと感じるんですよ。
ボクならよっぽどその人が万年筆が好きで、しかもどの商品を狙っているか知っているとかじゃなかったら選べませんよ。
それを、この方は躊躇なく選んだのがすげーな、と思いました。(知らんけど)
開封の儀
いや、ぶっちゃけ、この贈り物は、実はあまりポジティブな意味でのものではありませんでした。だから、もらってすぐは開封せず、渋るわけでも嫌がらせをするわけでもなかったのですが、とにかく開けるのに中身にも期待していなかったのもあって後回しだったんですよ。
それが!
開けてみてびっくりですよ。
予想外も予想外だったし、その目のつけどころがすごくて。
なので、ブログ用に開封の儀写真を撮っていますが、本当は先に一回開けています(笑)。
箱はいつものLAMYの箱なんですが、「LAMY x itoya」って書いているのが一見でわかりますね。
出してみると、名前にも入っているこのカッパー色のクリップが印象的な本体が出てきます。
全体像はこんな感じです。
本体の色がくすみ系の色なので少しLAMY感が薄れている印象を最初持ちましたが、使っているとなんか、不思議ですね、すっごいいい色に感じてきて、ボクは黒色のペンを多数持っていることもあって、確実に自分じゃ買わないだろうこの色に愛着が出まくっています。
クリップ部アップ。キレイですね。
お尻にはLAMYのロゴ、そして、
本体反対側には伊東屋のロゴが入っています。
伊東屋では他にもコラボ筆記具を作っていますので、このロゴが入ったペンを見たことは過去にもありました。
そして。。。
キャップを外すと、この特徴的な「漢」という字が目に飛び込みます。
最初の開封の時、このペンを知らなかったため、色的に限定色かな、とは思ったのですが、そこまでの感動はなくて、しかし、このニブを見た時にめちゃくちゃ驚き、そして感動したのを思い出します。
商品の情報
文具販売で有名な「伊東屋」限定の万年筆。LAMYのサファリシリーズ自体がとても人気で、万年筆、ローラーペン、ボールペン、シャープペンシルなどが展開されています。この限定モデルはグレーxカッパークリップという配色は同じまま、ニブが4種類展開されていて、EF(極細字)、F(細字)、M(中字)に加え、今回紹介している漢字ニブとなっています。
漢字ニブ以外は通常モデルでも展開がありますが、この漢字ニブは、2022年春に「LAMY Safariホワイトレッドクリップ万年筆漢字ニブ」という商品が発売された時に初めて登場したはずですが、なかなかお目にかかれないレアものです。
更なる詳細は以下のリンクからチェックしてみてください!
書いてみるの儀
最初、(申し訳ないけど)全然期待していなかった分、実物開封後にテンションが上がってしまって、心の中で「こいつ天才かよ」って思っていました(本人には言えないけど)。
多くの人が物欲ってありますよね。だから定期的に「これほしいなーっ」ってものが出てきます。そして、それをもらったら当然嬉しいです。中には自分で買うから意味があるって方もいるかも知れませんけど、自分で選んで欲しいと思ったものが手に入ったらラッキーって感じもありますよね。
しかし、
最初から書いている通り、今回のプレゼントは、全然期待もしていなかったし、なんならいらねーってくらいだったかも知れない気持ちから、急に「え、なにこれなにこれ??」ってワクワクさせられ、もう、開けただけでは終われなかったので、くれた方の目の前でどんどん書きまくりました(変人やんね)。
字が汚い人間なんです
ところでボクは、字が下手なんです。家族からも永遠に言われ続けて育ちましたし、自分でもそう思っています。何度も練習したり、習字の先生にアドバイスをもらったり、丁寧に書くことを意識したり、色々してきましたよ。でも、どうしても上手になれなくて、もう40年ですよ。諦めていました。
しかし、これをくれた人は、ボクの字が綺麗だと言うのです。字が上手だからこのペンを選んだと。ええええ???
そうは言われても、自覚では字が下手くそなので、ここで書いたものを晒すのがめっちゃ嫌です(笑)。でもそれじゃレビュー記事にならないので晒しますね。
サンキューカード編
これ、メルカリなんかで何か売った時に差し込むサンキューカードです。あああああ恥ずかしいいいいいい。もっとじっくり書けばもう少し綺麗になる可能性は自分でも思っていますが、何枚も一気に書くのである程度さらさら書かないと精神が疲れてしまいます。って感じのメンタルで書いた文字がこれです。どうです?綺麗と評価されるの謎でしょ?
ちなみに、、、
左下は、知り合いの、超・超・超・超字が綺麗な方に書いていただいたサンキューカードです。自分が字が汚いので、送られて来た方が不快な思いをされてもいけませんから代筆をお願いしたものがまだ残っていました。比べてしまうと、、、、ですよね。
練習帳を買ってみた
いい時代で、ダイソーに行くと100円で練習帳が売ってるんですよ!
基礎編と実用編両方買っても220円!
これで練習してみようと思います。大前提として、このニブは「漢字」を書くことを意識したものということがあるのでひらがなやカタカナはたくさん練習しなくていいかなー?とか思いました。
とりあえず一個書いてみましたが、、、うーん(笑)。
続いて漢字を書きました。2列目はなぞり書きですので3列目が重要ですね。“そこそこ”丁寧に書いてこれです。
書き心地などの感想
本当はこれより前にかなり書きました。しかしコピー用紙を使用していて、コピー用紙だと、滲んでしまうんですよね。だからお見せできるクオリティを大幅に下回ってしまったため、この練習帳を買いました。
そういった前提があるので、書いた文字数自体はかなりの量だという状態でのレビューです。
その上でこのペンについてこういう感想を持ちました。
- すごく軽い力で書ける!
- なんか字が上手くなった気がする!
- 最初についている青系インクがめっちゃ好きな色!
- とにかくたくさん字を書きたくなる!
マイナスてんをあげた方がいいと思ったので探してみたのですが、これといって見つからないんですよね。確かに軸の色はもっとLAMYらしい色だったら、とか思わなくもないのですが、これはこれでどんどん好きになってしまっているし、うーん(笑)。完璧なのか?と問われるとそうでもないんですけど、でも文句があるかと言われたら何も文句が思いつかない、そんな感じです。
万年筆がそもそもそういうものらしいですが、全然筆圧をかけなくても書けるんですよね。そーっとなぞるだけで良くて、むしろ筆圧をかけてしまうと良くない感じ。
だから手も疲れないし、丁寧に書くことも意識しやすくなります。
それらの要因からでしょう、とにかく、なんか、もっともっと字が書きたいと思わせられました。
Leo’s Review
まとめ
ということで、本当に全く想像していなかった入手方法でゲットしたとても良いペン。これをゲットしてからほぼ毎日何かを書いています。
字が下手なことがコンプレックスでもあったボクですが、字が上手くなりたいと強く思うようになったし、スマホやパソコンを使い字を書かなくなった時代にあって、もっと字を書こうと思わせられた、プレゼントとして最強の一本でした。
色の点、コスパの問題で誰もにお勧めできるものではないですが、LAMYが好きで従来のものに飽きて来た方や、プレゼントとして他ではなかなか手に入らないものを探したいという方には強く勧めてもいいと感じる一本だと思います。
また字が上手になったと感じたら進捗報告で記事にするかも?
今日の字はこんな感じです
以上!