VLOGが流行って結構たちますが、SONYから新しいハンドグリップの「GP-VPT2BT」が発表になり、ソニーストアで先行展示されていたので見てきました!
Bluetoothリモコン搭載のハンドグリップ
1月31日発売予定の新製品は「α7III」と並べるとこんな感じのサイズ感。
従来製品の「VCT-SGR1」は、「RX100」シリーズや、「RX0」シリーズ向けで積載可能重量が小さかったのですが、今回出る新作は本体も大きくなっていてそしてαシリーズが載せられるタイプとなりました。
VCT-SGR1
比べてみると…
左から、α7III、「RX100M7」、「RX0II」で、右二つは、SGR1に載っていて、α7IIIだけVPT2BTに載っています。
比べると断然でっかいですが、不安定さはありません。
グリップとして持ってみると…
手に持ってみるとこんな感じです。
写真でみると軽く持ててそうですが、実際にα7IIIとレンズをつけて持ってみると結構ずっしりです。
しかも、これでVLOGを撮るとなると手ぶれを考えなければならず、ソニーの方曰く、16-35mm F4などの広角レンズがおすすめとのことで、そうなるとさらに重たくなります。
重たいので、親指で細かい操作をするのが簡単じゃないと言うか、結構スムーズじゃなかったです。α7IIIを載せていると。
感想
しっかり試せたわけじゃありませんでしたが、正直な感想を言うと、このグリップでα7IIIなどのフルサイズ機を載せるのはあまり現実的じゃないなと言う印象でした。
実際ソニーストアでも「α6600」を載せていました。
α6600は自撮り用に液晶がレンズ側を向くのもVLOGには向いていますし、重量面でもα7IIIよりマシになりますのでメーカーとしてはα6600が勧めたいところなのがよくわかります。
従来のグリップ三脚はもっとコンパクトで軽いですが、ケーブルでRX100などと繋ぐ必要があり、そのため雨などの天候になった場合に弱いです。
その点Bluetoothで接続できると、簡易防滴・防塵がついているため軽い雨程度なら戦えると言う意味で新モデルは意味があります。
しかし、結論的に言うと、ミラーレス機を載せないのなら、ジンバルか、ちっさい方のグリップで十分と言う感じでした。「C1」機能ボタンがつくことや、無線接続に期待して最初に見たときは「欲しい!」と思ったのですが、実物を見て、手ぶれ対策にもなりそうにないことがわかって、「いらないか」と思った次第です。