先日、社長なんだし、ペンにも注意したいという話を書きましたが、そこで紹介した中からフリクションの高級モデルである、「フリクションボール2 ビズ」を買ってみたのでレビューします!
フリクションといえば、”消せるボールペン”としてもはや知らない方がレアなくらい認知度の高い大人気シリーズですが、最も安いもの(フリクションボールスリム)だと150円程度(→Amazon)と誰もが買える手頃なものです。
そんな庶民的なペンシリーズであるフリクションのビジネス向けモデルが今回紹介するフリクションボール2 ビズです。
ビジネスにも対応!大人のフリクション
先の通り、安いものだと150円(税込)でも買えるフリクションですが、このビジネス向けフリクションは、黒/赤2色タイプで定価が3,000円(税別)とかなりお高くなっています。
現在全4色で展開されているフリクションボール2 ビズですが、そのカラーリングももちろん、ボディがメタル素材で、イレイザーもキャップで隠されるデザインというスタイリッシュなものになっていてその名の通りビジネスシーンでの利用を意識したものになっています。
ボクはブラックとダークブルー(左の2種)の中でとっても迷った結果、とりあえずダークブルーを購入!
グラデーションが美しい一本。色合いがSONYのEXPERIAでありがちな色ですが、ボクはこの色にかなり惹かれました。ビジネスシーンでの利用が想定だったため、黒やシルバーと悩みましたが、最初に”これがいい”と思った気持ちに正直に動きました!
ちなみにこのペン、定価は3,000円ですが、Amazonでの実売は2,000円を切っていることもよくありますので、言ってもそこまでめちゃくちゃ高級というわけではありません!
写真で見るフリクションボール2 ビズ
さて、それでは、なかなか美しい仕上がりになっているペンなので、写真で見てみましょう。
まず、よくある安いペンと違い、こういうケースに入ってるところから少しいいもの感が出ていますが、そのため逆に試せるお店は限られてしまいます。
綺麗なグラデーションが美しい一本です。ペン芯はねじって出すタイプで、クリップ部分はシルバーです。
ペン先を出して見たところ。他のフリクションと違い、芯部分もメタルでしっかりしているものになります。2色なのですが、写真の様に先が黒くなっていて黒色とわかる様になっています(赤は赤く色がついています)。
反対から見るとイレーザーが収納されている部分のキャップが。使い勝手を捨てて、スタイリッシュ感を重視しています。
イレイザー自体は他のフリクションと同様です。ここ、個人的にブラックが良かったです(笑)。
解体してみるとこんな感じ。中に2本入っていて、上記の通り、芯がしっかりしたメタルタイプです。芯は元は0.38mmが入っていますが、替芯として0.5mmも売られています。それぞれ、Amazonで300円ちょっとと560円ほどと庶民向けペンの替芯としてはお高い方です。
あとで書きますが、この0.38mmというのも手帳に書くシーンなんかも想定した細さで、これまで使っていた0.5mmタイプと比べて細い字がかけるわけですが、書き心地が結構気に入っています!
0.5mmの1色タイプの「フリクションボール」とコラボって見るとこんな感じ。プラスチッキーなどこにでもあるフツーのボールペンと、メタルボディのビズはやっぱり違いますね(実売で10倍くらいの差がありますが)。
使っているシーン
続いて、本体だけではなく、手に持った感じを比べてみましょう。
ちょっと紫よりのブルーが一瞬「お?」という感じもあるものの、メタルボディがビジネス感を醸し出しています。
一方こちらが普通のフリクションボールです。別にダメというわけではありませんが、比べるとやっぱり安っぽく見えてしまいます。
やっぱり一度使ってしまうとビズじゃないとダサいんじゃない?って感じてしまいますね。
デスクにある風景
どーん。
ペンたてが「はらぺこあおむし」なところはスルースてください(笑)。
でも、いい感じで存在感ある気がするんですよね、個人的には。手前にDr. グリップがあったりハンコも挿さっているなど全体的な高級感はないんですけど、ちょっと気分いいですよ。
本当に。
書き心地
さて、書き心地についてもレビューしましょう。
先にも書きましたが、デフォルトが0.38mmと細字タイプなのがビズの特徴ですが、書いてみると書き味が全然違います。
フリクションならではの少し薄く感じる黒インクではあるものの、細くて、芯がメタルなこと、そしてボディがメタルで、全体的な重量が重いことなどからくる安定感というファクターが合わさってしっかり書けるのか、普通のフリクションよりシャープに書ける気がいます。
上がビズ、下が05mmのフツーのフリクションボールで書いたもの(字が汚い死にたい)。比べるとシャープさはよくわかりますね。
これを使いなれてしまったら0.5mmを書くときに違和感を感じる様になってしまって、もしかしたらもう戻れない?とか思っているところですが、それはまあ、いい意味です。
なお、細身のボディですが2色なのも結構嬉しいところ。
実際よくある多色タイプだと黒、赤に加えて青も入っていることを考えると3色欲しくなるのかも知れませんが、ボク的に青の出番はレアなのでこれで十分です!
まとめ
ということで、Amazon価格で1,800円くらいでゲットできたボールペンは、”ただのフリクション”という意味では高く感じるかも知れませんが、書き心地の差だったり、客観的に見た印象の差だったりと費用対効果(コスパ)は個人的にとってもいいと思います。
先日のペンの話題の時に紹介した5,000円を超えるペンも書き心地だったり、所有する満足感だったり、見た目の高級感にしても価格相応の価値があることはわかりますが、2,000円をきる「お試し価格」で買ってみるにはとってもいい選択だったと思っています。
ただ、一つだけ問題点があるとすれば、このペン、フリクションはフリクションなので、契約書のサインだったり、手紙の宛名書きだったり、そういう”消えては困るもの”には使えません。
ですので、やっぱりもう一本、”消えないインクタイプ”のちょっといいペンを書いたいなと思っています。
マイブーム感のあるボクの「ちょっといいペン探し」の旅はまだもう少し続きそうですが、密かに今回紹介したビズのブラックも買い足そうかと思っているくらいこのペンが気に入っていたりもします。
もし”消えてもよくて”、ちょっといいペンを考えている人には、ビズ、オススメです!