ドコモのCMで堤真一がだぞーんだぞーん言っているのが印象的な方も多いだろう最新の動画配信サービス、「DAZN」(ダ・ゾーン)の1ヶ月お試しをやってみたのでレビューします。
前に、ボクは「Netflix」、「hulu」、そして「AmazonPrimeビデオ」を楽しんでいるを紹介したことがありますが、これら3つは映画やTVドラマ、お笑いなどが基本で、今日紹介する「DAZN」は幅広いスポーツチャンネルを用意する動画配信サービスと、ちょっと毛色が違います。
豊富なスポーツジャンル
今更このブログで紹介する必要はないとお思いますが、メジャーな、サッカー、野球、バスケやテニスはもちろん、下記の通り20近いジャンルがあって、モータースポーツやサイクリング、格闘技系や「これスポーツ?」って思ってしまいそうなダーツや、ビリヤード、そしてフィッシングなんかもラインナップされていて、普段なかなかテレビで見られないような種類のスポーツを楽しめるため、そういうニッチなところが好きな人には熱いかも知れません。
これ以外に考えられるスポーツって何があるでしょうね?ヨットとか、サーフィンとかの海のスポーツとかですかね?
MLB.TVと比べて安い
DAZNは、月額料金1,750円(税抜)と、Netflixやhuluと比べて割高です。しかし、メジャーリーグ観戦が好きな人にとって最高のサービスである「MLB.TV」は、日本からの支払いだと月額2,800円($24.99)と1,000円以上高くなっていて、そのMLB視聴も含めたスポーツ観戦が叶うという見方をすれば、格安とも言えます。
実際、ボクも愛するマリナーズの試合を観戦する目的メインで試用してみました。
ドコモユーザーは安くなる
なお、ドコモユーザーだと月額が980円(税抜)と半額とまでは言わずとも、かなりお安くなるのは注目点。
ドコモのCMであれだけ推しているだけのことはあります。
ドコモのCM
1ヶ月使った感想
試用前、調子が良ければ自動的に正式契約となるのでそのまま月額料金を払って続ける考えでした。
しかし、結果的に1ヶ月で一旦解約しました。
解約した理由
- なぜかマリナーズの試合が放送されない日があった
- 画質がめっちゃ悪い時があった
- 悪いばかりか止まってしまうこともたまにあった
- マリナーズの成績が悪い(これはDAZNのせいではない)
- 動画の合間に入る隙間で流れる音楽がじわじわイラつく
最後のはまあ置いといて(笑)、ストリーミング配信である以上仕方ないのですが、画質が安定しなかったのはなかなか大きかったです。せっかく生放送で見ていても、いい場面で止まってしまったこともあって、有料放送ということを考えるとそこは残念でした。
また、全試合必ず放送と謳われていたとは思いませんが、目的のマリナーズの試合が放送されない日が1ヶ月の間に少なくとも3回あって、それも残念ポイント。月2,000円近く払うならそれは痛いかなーと。
秋にはNFLが始まるので、マリナーズが優勝争いに残っていたら、もう一度契約しようかな、とは思いましたが、配信精度が向上しなければ契約は続けないかも、と思いました。
なお、5つ目の理由、分かりにくいかもですが、野球だと攻守交代の合間に、テレビだったらCMが流れるところで入ってくる先の放送予定なんかを伝える時間に流れるDAZNのBGMが地味にだんだんイライラしてくるんですよ。好みの問題でしょうけど、繰り返し聞いているとなんか、洗脳されそうで(笑)。
よかった点
とはいえ、気に入った点もいくつもありましたよ。
- ニッチなスポーツが楽しめる
- 生じゃなくても追っかけ再生ができる
- 試合によるが現地音声が楽しめる
- 日本人選手のまとめ動画も用意されている
などなど。
ニッチなスポーツで一番面白いと思ったのは卓球で、中国リーグ?か何かの動画は面白かったです。
リオ五輪の時に卓球もトップ選手は稼げるという話が広まりましたが、あちらでは卓球はメジャースポーツなんだなーと感じる映像が楽しめてよかったです。
ボクは今もうほとんど日本の野球は見なくなりましたが、メジャーリーグは日本人選手所属チームじゃないと放送がなかなかありませんので、そういった海外では人気なスポーツがいつでも見られるのもDAZNのいいところだと思いました。
いろんなスポーツを見るのが好きなので、もーちょっと安かったら〜〜って感じですが、まあ、多分そのうちまた入会します。
まとめ
日本はまだまだ地上波放送だけで生きていける世の中ですが、アメリカみたいにケーブルテレビだったり配信サービスに加入しないとテレビがただの箱になってしまう国ではそういうサービスに入るのは基本です。
日本もやがて地上波放送は廃れていって、有料チャンネルが当たり前になるかも知れません。
まあ、そうなってもならなくてもどっちでもいいんですが、Netflixやhuluの様に海外からやってきたサービスだけでなく、AbemaTVとか、dTVを始め、国内企業のサービスもどんどん増えているので、これからの映像娯楽はきっと変わるでしょう。
ただ、何個も何個も入るのは費用的にも大変なので、それぞれのサービスがどこかの方向に特化して、それぞれがもう少し安くなる、もしくはdTVとDAZNの様に抱き合わせで割引なんて感じになっていくのが好ましいと思います。
huluは最近の改悪が話題になっていますが、これからどういう進化(退化)が起こるのか、ますます注目です。