シアトルに本社がある「Amazon」(アマゾン)は今では世界で”流通の王者”として君臨していて、日本でも同様です。
そんなAmazonが、新サービス、「Amazon PrimeNow」(アマゾンプライムなう)を日本で開始しました。
1時間で届く、毎日のお買い物
「1時間で届く、毎日のお買い物」というキャッチフレーズとともに始まった新サービスは、最短で注文から1時間で商品が届くというもので、これまでの常識を覆す驚きのサービスです。
元から都市部では「翌日届く」ことも多いAmazonでの買い物ですが、同日、しかも1時間で届くのが驚きですが、それに加え、自宅などの家屋住所でなくても、「○○公園」などという指定でも届けてくれるのがさらなるびっくりです。
このため、例えば河原でのバーベキュー中に何か足りなくなった時に利用したり、大学でサークルの途中に買い出しではなく注文ということもあり得るのです。
利用には、「Amazon Prime」メンバー(年会費、税込3,900円)に加入している必要があり、1時間のデリバリーには別途890円の送料がかかります。無料では2時間のデリバリーとなります。
また、最低2,500円のオーダーが必要で、専用のスマホアプリからの注文のみとなります。
もう一点、配送は朝6時から深夜0時までの間になりますので、真夜中のオーダーは6時を起点として発送となります(つまり最短でも7時着)。
利用して見た
というサービスですが、大阪が対応エリアになったので早速試していみました。
オーダー
オーダーは実に簡単。専用アプリからカテゴリーごとに分けられた商品を検索、”ポチポチ”オーダーしていきます。
スマホで買い物したことがある方なら迷うことはないでしょう。
オーダーを確定させると通常のネットショッピング同様確認のメールが来ます。
トラッキング
トラッキングもスマホで簡単。
テキストメッセージで配送状況の通知が随時来ます。
こんな感じ
アプリでは、配送元の倉庫と、配送先の住所がそれぞれピンでわかるマップが確認出来、なんと配達員の名前まで確認できます。
地図上の紫の丸が配達員。メリーさんじゃないけど、どんどん近づいてくるのがわかって、ワクワクしますね。
到着
7時前、アプリに明記されていたKatoさんが到着。8時になるかな?と思っていましたが、1時間でやって来ました。
テキストメッセージでも確認
「Amazon Now」と書かれたポロシャツを着ていたKatoさん。専用の配達員なんですね。
今回はドリンク中心にオーダーしましたが、こんな感じの紙袋に入って届きました。
サインもなく、Katoさんに「Leoさんですか?」と聞かれただけ。
まとめ
注目の新サービスのクイックレビューはこんな感じでした。
2時間で届くことや、スマホでサクサクオーダーできること、トラッキングも細かくできることなど、まさに「新時代」の流通と感じるこのサービス。恐らくこれからも度々使うことになると思います。
ネックは2,500円という最低注文額。
まあ、都市圏に住んでいたら「ちょっと飲み物」程度のことなら徒歩数分のコンビニで済ませばいいわけで、家から一歩も出ない引きこもり生活促進のためのサービスではないはずなのでこれくらいがちょうどいいのかも知れません。
利用想定としては、手の話せないパーティー中に時間の余裕のある追加ドリンク、スナックの購入や徒歩で買うには重いドリンク類や米、掃除道具(液体中心)などのまとめ買いだと思っていますが、これからの展開に期待の持てるもので、初回利用の総評としては、「満足」でした。