職場のスマート化を今年も進めていこうと思っていますが、スマートディバイスの起動には「Amazon Alexa」を使用しています。
現時点では「Echo Dot」を使っていますが、「Echo Show」の導入も考えているところです。
そんな中、もともとAlexaに対応している機器はまだまだとっても充実とは言えません。今、ボクのオフィスで導入している機器は、
- Deebot(お掃除ロボ)
- Sesame(鍵ロック/解錠)
以上の2点のみです。
これ以外にも色々、例えば、「Alexa、電気つけて!」とか、「Alexa、扇風機つけて!」などやりたいと思いますが、対応しているものは高いか、存在がないか、です。
Alexa対応機器に”進化”させるスマートプラグ
そんな問題を一瞬で解決できるアイテムが、今回紹介するMerossの”スマートプラグ”。
Amazon.co.jp限定らしい。
一見すると、どこにでもある電源タップ(コンセントを増やすやつ)ですが、上の写真のタイプで4口コンセント用の差込口と、4つのUSB(タイプA)プラグインがあり、それぞれの口が”スマートに”操作できる仕様となっています。
一般的な同様の電源タップより、横から見ると”厚み”があって、その分、Wi-Fi接続により指示を受診するための精密パーツが埋め込まれている物になります。
Alexaなどの音声コントロール機器を仲介してコンセントの通電を指示し、オン/オフを遠隔から切り替えられます。もちろん、専用アプリ上でのコントロールも可能です(後で解説)。
上手に使うと、Alexaなどが組み込まれていないコンセントで通電する機器がスマート家電に”進化”します!
開封の儀
今回、一気にオフィスのスマート化を推し進めるため、2種類の「スマート電源タップ」を買いました。
最初に載せた方がコンセント4口、USBも4口というタイプで、ボクはコンセント3口、USB2口のタイプも買いました。
それぞれ3,000円ちょっと、2,000円ちょっとという価格で(定価はもう少しします)、合わせて6,000円弱でゲット。一般的な電源タップよりはもちろん高いですが、その能力を考えたらコスパ良いと信じています。
中身はシンプル。タップ本体と、紙。
その髪には専用アプリのインストールガイドが書かれていて、Google playかApple App Storeでアプリをゲットします。
アプリを入れてしまうと設定はITに疎い人じゃない限り、さくさくっとできると思います(後で説明)。
箱に入っているもの含め、実にシンプルで、開封の儀がつまらない(笑)。
専用アプリ
専用アプリは割といいデザインだと思います!
ボクは、実は以前にコンセント1口タイプのMerossを買ったことがあったので、アプリには3つ目として追加されました。
*追加方法自体は購入したらついてくる紙でわかります。めっちゃ一瞬でできます。
それぞれ、数種類からあるアイコン絵柄と、名前を変えられます。
機器ごとの画面
ここではコンセント3口タイプの個別画面です。このように、一番上が「全部の電源を操作するボタン」、から初期設定でSwitch1, 2, 3と名付けられたコンセント3つ、と、2口のUSBを一括でオン/オフする合計5つのボタンが表示されます。
それぞれは画面をタップすることでオン/オフできて、青くなっているのが「オン」、白くなってるのが通電していない「オフ」の意味です。
そして、それぞれのコンセント口は名前を編集できるので、繋げる機器が決まっていたら名前も変えましょう。
USBは二口同時での操作しかできないのが注意点。
機器の設定
設定画面。機器の情報(ヴァージョンとか)やWi-Fiの受信状態もこのページで見られます。
名前の設定
それぞれのコンセント口の名前を変えていきます。ボクは、スタンドライトと、フロアランプを接続するのは決まっていたので上から二つを変更。もちろん日本語で名前をつけてもオッケーです。
ルーティンの設定
ルーティーン設定もできます(これが結構気に入ってます!)。例えば、スタンドライトを17:00から23:00に点けておきたいというときは、「ONにしてね」設定と、「消してね設定」を登録するわけです。
それぞれの指示に、時間と曜日が設定できるので、「平日は9:00〜17:00」的なルーティーン指示も可能です。うちのオフィスは厳格な出勤時間がないものですから今のところやりませんが、最初に出社する人が来る前に電気をつけたり、残業防止のために定時から30分後に電気が一気に切れる様にとか、防犯のために夜は毎日電気をONにするが、いつも同じ時間にならない様に曜日ごとに微妙にずらす、など工夫がこらせます。
ルーティーンの名前も自由につけられるので、一回設定して時間が経った後でも忘れにくいです。実に優秀!
シーンの設定
その他にもいくつかのコンセントを一気に操作する様な、「シーン」というものもあって、例えば電気(ライト)類だけ一気に操作するとか、こちらも工夫次第で色々いい感じで使えると思います。
↑こちらに写っているちっさい方が1プラグタイプのMeross。
一晩使ってみた感想
この後、Amazon Echoに呼びかけまくって、電気のオン/オフを繰り返し(遊び)ました。
これまでは時限式タイマー的なものをかませてライトのオン/オフを自動化していましたが、実は地味に”ジリジリ”うるさかったのと、季節に合わせてオンのタイミングを定期的に変えるのが面倒に感じていました。
今回すマート電源プラグを導入したことで”ルーティーン”により一応オン/オフ時間は設定しているものの、ちょっと今日は天気悪くて暗いな、って感じたら早めに電気を点けたり、早めにオフィスから出るから消してしまおう、逆に深夜まで残っているので予定時刻に消えちゃった後サクッと再点灯したいと思ったときに”声だけで”、”椅子に座ったままで”オン/オフ切り替えられるのが便利すぎて鼻血が出ました(出てません)。
ボクは蛍光灯があかあかと点いているのが好きじゃないので、このライトをひとつ点けているのと、
この、IKEAで買ったライトを床などにだらら〜んと並べて間接照明?的な感じで使っています。その時の気分で明るさ、光の多さが変えられるといいなと思っていたので、「Alexa、フロアらいと点けて!」と指示してオン/オフ簡単に遠隔操作で切り替えられるのがとてもいい感じです!
ちなみに、さっきの1口タイプのMerossをふつの電源タップにさして使うとこんな感じ。写真でわかるかわかりませんが、なんか、でっかいアダプターがついている感じで不格好です。
同様の機能を持った道具(プラグ的なもの)はいくつかのメーカーが出しているので正直ボクもこのMerossが一番いいものかはわかりかねます(比べてないので)。でも、とりあえずこのMerossで満足いっているので(アプリをひとつで済ませるために)今後数を増やしたい時は同じMerossを買い足すと思います!
スマート家電や家、職場などのスマート化に興味ある方は是非やってみて下さい!