Leoが今年登場を期待する”素晴らしいデスクトップ”…次期「iMac」は「Surface Studio」に勝てるのか?!

2回続けて、「2017年に期待する〇〇」系エントリーを続けていますが、今日も同じ流れでボクが今年登場を期待しているものの話です。

今回はアップル(Apple)が近日発売してくれたらいいな、と思う次期「iMac」について!

What’s iMac?

1998年5月11日のWWDC 1998でアップルが発表し、同年8月15日(日本語版は8月29日)に発売が開始されたパーソナルコンピュータ「Macintosh」のディスプレイ一体型デスクトップ機のシリーズに付けられた名称。

(Wikipedia)

「iMac」は日本が「Windows ’95」に沸いた少し後、まだまだパソコンが”各家庭に1台”にも及ばなかった時代に登場したオールインタイプのアップル製デスクトップパソコン。

故・スティーブ・ジョブズがアップルに復帰して最初に世に放った、アップル起死回生のデスクトップパソコンが初代「iMac」でした。当時はそのポップでクールなデザインに世界が驚きました。

「コンセントをさして、電源を入れるだけ」という簡単シンプルな一体型モデルはそれまで比べより気軽にパソコンに関わることを推し進め、人とパソコンの距離を縮めたモデルだったかもしれません。

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以降液晶部分がくねくね動く液晶化したモデル(通称”大福”)、現在のデザインの礎となっている画面部に全てのパーツがまとまり画面+足型となったモデル(通称”はんぺん”)など1998年の登場から約20年間、アップルの主力デスクトップモデルとして進化し続けています。

次期型で大きく進化?

そんな「iMac」ですが、以前こちらの記事で登場時期が大きく遅れていると紹介しました

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アップル次期モデル発売時期を予測する「Arrival.io」的には今日時点で182日登場が遅れている「iMac」ですが、先日アップルのCEO、ティム・クック氏が「素晴らしいデスクトップを作るという計画がある」と社内フォーラムに書き込んだらしく、先にMicrosoftが発表し話題になっているSurface Studioに対抗できるモデルの登場に期待がかかります。

アップルのティム・クックCEOが、社内向けのフォーラム(掲示板)に非常に重要な事項として「素晴らしいデスクトップを作るという計画がある」と書き込み、新たなデスクトップMacの開発を進めていることを従業員に伝えています。

TechCrunch via Engadget

最強?一体型モデル、「Surface Studio」

「Surface Studio」は大きな画面をそのままタッチで使えたり、周辺機器のダイアル的道具でより直感的な操作ができるなど、多くの先進的要素を備えていて、特にグラフィック系のアーティストにウケが良さそうなモデルです。

こちらの紹介動画を見るだけでときめいてしまうのはボクだけではないはず。

ボクは16の時にMacでパソコンを覚えて以来のMaユーザーですが、20年来のMacユーザーである友人と「iPadも悪くないけど、Surface羨ましいよねー」とよく話していました。

Macの方が優れている点も多々あるとは思いますが、慣れで使い続けている部分もあるため、OSの縛りがないなら(つまりMacOSが走るなら)今のMacを買い換える先を「Surface Studio」にしたいと結構ガチで思っているくらい魅力を感じるモデルです。

Macに画面タッチ対応の未来はない

次期「iMac」がこんな感じでクリエーティブな部分に訴求する進化を遂げてくれることを心から願うものですが、アップルはデスクトップ、ラプトップ共に画面をタッチ対応にする考えは今の所ない様です。(もちろんMacOSもその方向に進んでいない)

「長年のテストの結果、我々はとある結論に達しているんだ。『Macにタッチスクリーンは合わない』とね。我々は全体のプラットフォームを考えていて、ノートブックにタッチスクリーンを搭載したら、デスクトップへの搭載も考えなくてはいけない。しかし、27インチのiMacの画面に腕を伸ばすことを考えてみたらどうだい? まったく、馬鹿げているだろう?」

(Says マーケティング担当VP フィル・シラー via Gizmode

「馬鹿げている」と言う主張ですが、「Surface Studio」のプロモ動画を見たらとっても理にかなった設計に見えます…のはボクだけでしょうか?

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Appleinsiderが2010年に紹介した記事では上図の様なパテントを紹介していて、ある時期アップルもタッチ画面をテストしていた可能性があるっぽいんですが、考え抜いた結果、「馬鹿げている」と思ったんでしょうかね?

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そんなアップルなりの考えからリリースされたのが、「Touch Bar」と言うキーボド最上部(一番画面側)の列が有機ELになっていて、アプリケーションに合わせて表示が変わるマルチタッチ対応のものが装備された「MacBook Pro」でした。

オフィシャルプロモムービー
まだ新しいものなので評価は「使ってみて好きなら好きじゃない?」という感じみたいですが、「これは賢い選択!」という声と、「意味不明、無駄な装備」と酷評するレビューも少なくありません。

うーん、単純に「Surface」みたいなラプトップとタブレットのハイブリットスタイルがスマートな様に思ってしまうのは間違った感覚でしょうか?

期待7割、不安3割

それにしても、じゃあクックCEOの言う”素晴らしいデスクトップ”とは一体どんなものになるのでしょう。

「2017年に期待する〇〇」シリーズとしての投稿ですが、次期「iMac」については、クックCEOの発言を素直に受け入れての、「楽しみな部分」と、「Touch Bar」の不評だったり、「Surface Studio」ライクなものへの憧れが裏切られるであろうことが確定する「タッチ画面は馬鹿げている」と考えるアップルの姿勢からくる「不安な部分」が入り混じった期待感となっています。

うーん。

楽しみな様で、ズコーーーーーが怖い。

期待7割、不安3割といったところですね。

なんせカリスマス、ティーブ・ジョブズが去ってもう5年以上が経っていますからね。

ここまで素晴らしい発明を続けてきたイノベーティブな企業もカリスマなしで維持できるのかがそろそろ不安な時期なのです。

ボクが現在使っている「iMac」は2009年のモデルでもう7年目(!)。まだ使えるのは使えますが、Photoshopや動画編集ではとってもスローなのでこのブログを書くのも含めて「MacBook」(2015)がメインユースになっています。

ええ加減買い換えたい時期であることと、次期「iMac」が180日以上”Overdue”になっていることと両方の理由から、そろそろ出るだろうと思われる次期「iMac」発表を不安もありつつ心待ちにしております。

期待に応えてくれる名機種登場だといいですね!

※”素晴らしいデスクトップ”がiMacという名言はなく、それ以外(Mac ProやMac mini)だったり、全く新カテゴリーのモデルという可能性も十分にあります!

シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!