こんにちは、iPhone歴10年のLeoです。
先日のアップルの発表イベントでは新型iPad Airと第8世代iPadの発表があり、特にiPad AirのPro化がボクを喜ばせましたが、
一方でここ何年も恒例となっていた9月の新iPhoneの発表がなかったことに落胆した人、多かったのではないでしょうか?
そんなみんな待ち焦がれてるの?
一概には言えないけど、新iPhone=秋ってイメージは割と浸透してるかも?
MoKuJi
落胆した人は思い出そう!もともと夏発売だったことを
もう、そのままなんですが、
iPhoneって最初は6月・7月発売だったことを覚えていませんか?
9年間、iPhoneの新作といえば秋発表というのが続いてきたので、お米じゃないけど、「秋といえば新iPhone」みたいなイメージが浸透してしまっているかも知れません。
しかし、日本では発売されなかった初代「iPhone」は2007年1月9日に発表後、6月29日に発売されました。
最初のiPhoneは今でいう2Gと低速な回線を利用することも含めてまだまだ荒削りだったものですが、その後、3G回線に対応した「iPhone 3G」が2008年6月9日のWWDC 2008で発表され、同機種は7月11日に発売されました。
続いての後継機種、「iPhone 3GS」はよく年2009年6月9日に発表→6月19日に発売。
そして4世代目となる「iPhone 4」は2010年6月7日に発表→6月24日発売でした。
アメリカでは学生たちが夏休みに入るタイミングに重なるこの時期ですが、とにかく、初期のiPhoneから使っている層からすると、
だったのですよ!
そうか、あんたiPhone 3Gからのユーザーやもんな
そうなの、だからイメージが違うんよね
15ヶ月間が空いたiPhone 4s
そんなiPhone 4sが急に秋発売になったのが2011年でした。
“4s”という名称が、発表翌日に逝去したアップル創業者のスティーブ・ジョブズに関連づけて「for Steve」の略だという話も飛び出たこの年、
いったいなぜ急に新世代iPhone発表(発売)がそれまでのサイクルより長くなってしまったのか?
”Siri”の開発遅れ
今では「OK! Google!」とか、「Alexa!」などというAiを呼ぶ”ウェイクワード”も認知度が上がってきていると思われますが、その先駆け的存在だった「Hey! Siri!」が導入されたのがiOS5で、搭載初号機とさせたかったのが、「iPhone 5」だったという噂があります。
本来それまでと同じくWWDCでiPhone 5とiOS5を同時発表することを目指していたアップルでしたが、Siri買収から1年強での開発が間に合わず、やむなく発売を延期したという話なんですね。
それまで4世代、4年に渡ってiPhoneは6月(か7月)に発売されていたことから、
当時iPhone 5を狙っていた人たちが「え?」ってなったことを覚えていますよ。
同年、病気治療のためとして休職していたジョブズからティム・クックがCEOを引き継いだのが8月24日のことでしたが、落胆の中にiPhoneユーザー、アップル信者たちはジョブズ不在がiPhone開発の遅れに大きく関係しているとも思っていました(真偽はわかりません)。
iPhone 5を断念
兎にも角にも、
この年、5世代目として発表されたiPhoneは大方の予想を裏切り、4sという名前で登場。
おそらくですが、アップルとしてはわざわざiPhone 3Gの後を3GSにしてまで調整した機種名とOS名ですからiPhone 5&iOS5にしたかったはずなんですが、、、
これも噂であり公式発表ではないですが、
iPhone 5として開発していたものが全然間に合いそうになかったから、やむなくiPhone 4sという名の妥協作を世に出したとのことです。
そんなこんなで9年間、秋発売だったiPhone
色々噂レベルの話ばかりで本当のところはわかりませんが、
しかし、
ボクみたいに初期のiPhoneから使っていた人にとってはおそらくiPhone=夏に出る、だった時代がまだ思い出せるはずなんです!
それがSiriの開発遅れか、ジョブズの病気のせいか、iPhone 4sからずっと、
- 「iPhone 4s」→2011年10月14日発売
- 「iPhone 5」→2012年9月21日発売
- 「iPhone 5s/5c」→2013年9月20日発売
- 「iPhone 6」→2014年9月19日発売
- 「iPhone 6s」→2015年9月25日発売
- 「iPhone 7」→2016年9月16日発売
- 「iPhone 8」→2017年9月22日発売
- 「iPhone X」→2017年11月03日発売
- 「iPhone Xs」→2018年9月21日発売
- 「iPhone 11/Pro」→2019年9月20日発売
とiPhone 8と同時発表だったiPhone Xが少し遅れた以外はiPhone 5以降すべて9月発売を続けて来てタノですねぇ。
*イレギュラー発売としてiPhone SE(第一世代、2016年3月/第二世代2020年4月)や、ラインナップが増えたことから上記以外の機種も存在します。
9年ぶりの発売延期
2020年、新型コロナウイルスの影響で多くの産業が稼働率が落ち、開発環境にも影響が出ていることからiPhoneの新世代モデル発表が遅れることは多くの人が予想していました。
代わりに?発表となったiPad Airをみて、
かねてより予想されていたiPhoneのiPhone 4〜5s時代のエッジデザインへの回帰がさらに深まっていますが、
とりあえず9月の新iPhoneの発売はなさそうだということで9年ぶりに思っていた時期にiPhoneが出ないことへの落胆が広まりそうです。
最新の噂では10月には発表、11月までにラインナップの一部が、年末までにすべてのラインナップが揃うということですから、
6月→10月と3ヶ月半遅れた4sよりはましな状況と思いますが、
果たして、今回の遅れは本当に秋までで済むのか?
まとめ
ということで、
とりあえず言いたかったのは、
「いつも9月やったやん!」「コロナめ!」
って思っている人は、
そもそも最初は6月に出るのがサイクルだったのがiPhoneなんや!
ってことです(笑)。
だからなんなん?
って話ですが、
仮に2020年に新iPhoneが出なかったとしても、そんなに大ダメージを受けるって人はいないだろうし、
12が出たら次は13か別の何かか知らんけど、次のが欲しくなるわけですから、
今持ってるiPhoneが壊れてしまって、どうせ買うなら最新のものがいいのに!って人以外はコロナへの感染に注意しながら、気長に待ちましょう。
なお、CEOのティム・クックは、iPhoneの寿命について、3年くらいは余裕で現役で使えることを想定していると言っているので、日本のキャリアが24ヶ月で乗り換えやすいような売り方をしているのに踊らされることなく、3年周期くらいでiPhoneを使ってあげればいいのではないかと思います!
そんなわたくしは、2018年発売のiPhone Xsが24ヶ月目ですので、今回の新モデルがよほど革新的なものでなければ、来年出るであろうモデルを狙っています!
以上!