「iPhone 14 Pro」を買ったのでファーストインプレッション!

こんにちは!iPhone歴14目のLeoです!(iPhone 3Gから使ってます)

今日は、ボクの7台目となるiPhone、「iPhone 14 Pro」が届いたのでファーストインプレッションなどをお届けします!

初めてオンラインで・久しぶりに日本で購入

開封の儀の前に、少しだけ今回の購入にあたっての前情報を書いておきます。興味ない方は開封の儀にジャンプしてください(笑)。

初めてオンラインで買った

今回、実に4年ぶりとなるiPhone購入ということになったのですが、過去数回はアメリカで購入していた都合もあっていつも大体Apple Storeに出向いていました。しかし今年はアメリカに帰れる予定がないため日本で購入することになった中で、身近なApple Storeが結構遠いことからオンライン注文にしました。予約開始時に申し込むことを怠ったため、注文を入れた段階では発売日に届かない感じで、少し出遅れてしまいましたが、発売から10日遅れくらいでゲットできました。

久しぶりの日本版iPhone

初のiPhoneだったiPhone 3G時代から、iPhone 4、iPhone 5s、iPhone 7、iPhone XSと5機種をアメリカ版を使用してきました。間で、iPhone 6sだけ日本版を買ったのですが、最大の違いである「カシャ」がどうしても嫌でした。なので本当はアメリカ版が欲しいところですが、コロナ状況でアメリカに帰る予定がないため、6年ぶりくらいで日本版iPhoneを買いました。さて、「カシャ」に慣れられるでしょうか(汗)。

開封の儀

ということで、人生2機種目の日本版iPhoneが届きましたので早速開封の儀を。

ヤマト運輸が届けてくれたのはこんな箱でした。Amazonみたいに無駄にでかい箱でないところは良いのですが、ケースに書かれている絵が怖い(笑)。

箱を開けるとこれもシンプルな感じで売られている状況と同じであろうiPhoneの箱が出てきます。納品書とかサンキューメッセージみたいなものは一切ありません。

箱には、「iPhone」と書かれていて、iPhone 14 Proであることは示されていませんが、画像は今回の機種最大の特徴である「Dynamic Island」がわかるものであるため、iPhone 14 Proと認識できますね。

裏面にある矢印を引っ張ると上蓋が開けられます。

少し前のシリーズから充電アダプタが同梱されなくなったため、梱包内容は実にシンプル。箱を開けると画面側ではなくカメラが厳つい裏面が登場します。

なお、今回買ったのは、新色の「ディープパープル」ですが、写真では照明の赤みもあって分かりづらいかも知れません。

本体をどけると、USB type-C to Lightningケーブルが出てきます。今回もUSB Cに変更されなかったことは一部のユーザーから批判的に捉えられましたが、ずっとiPhoneを使っている人からするとLightning系の周辺機器をたくさん持っている人も多いと思うので、維持されたことは個人的にはGOOD。

本体液晶側はこんな感じになっていて、小さなアイコンがボリュームボタンなどの説明になる感じで描かれています。

旧機種からのデータ転送

Androidのコマーシャルで「ケーブルを繋ぐだけ」というやつをYouTubeなんかでよく目にしますが、iPhoneは結構前から、「隣に置くだけ」というデータ転送システムを採用しています。

特段紹介する必要もないかも知れませんが、こんな感じで、前に使っていたiPhoneを新しいiPhoneの近くに置いた上で電源ONにすると、「Quick Start」なるモードに入りますので指示された通り操作すると前のモデルをそのままコピーする感じでデータ転送が始まります。

新しい方に粒の集合体みたいなもよもよ動く絵が表示されるので古いほうでそれをキャプチャーすることで2台を認識します。

状況によってはめちゃくちゃ時間がかかるので注意!

置いておくだけでアプリから写真まで全く同じ状況になるようにデータ転送されるのはとても便利なのですが、注意点があります。

それは、この写真のように、転送モードに入ったら表示される、「It may take a few minutes to activate your iPhone.」という、「起動までにもしかしたら数分かかるかも」という文言に対して、実際多くの人が数時間転送にかかるだろうということです。

いろんなサイトで情報が出ていますが、ボクは仕事柄動画をたくさん撮って、保存もそのままにしているため、256GBモデルを使っていて、それくらい容量がある人は最低でも2時間半くらい転送にかかるとされています。そして、実際、この写真の状態が3時間半続いて、

その後こちらの画面になったのですが、、、、

「Time remaining:」つまり、残り時間についてが、、、

なんと4時間!4時間???????!!!

まあここは逆に実際は2時間くらいで終わったんですが、この画面の後も、各アプリをダウンロードする時間があって、結局転送開始から7時間半くらいかかりました。

途中で操作しなければならないフェーズが来るので、「寝てる間にやっておこう」ってわけにもいかないんですよね。でも、この転送作業中は電話とか受けられないので、仕事に使っている電話だったり、着信が多い方だったりは転送されるタイミングを注意してもらわなければなりません。

ファーストインプレッション

さて、そんなこんなで7時間半かけて4年ぶりに新しいiPhoneに更新されたボクのiPhone 14 Proですが、Proの名がつく時代になって初めて購入したiPhoneであるため、Proらしさを体感したいなーというところ。

持った感じ

iPhone XSで気に入っていたのは、丸みを帯びたデザインでした。これの弊害は画面プロテクターの貼りにくさや作りにくさだったと思いますが、裸体で持つ時の手に馴染む感じは大好きでした。

一方で、最近のiPhoneは4〜5sの時代に逆行して、角張ったデザインになってしまいました。

エッジがしっかりしていて、持った時に手に”刺さります”

めり込む感じ、わかるでしょうか?

「iPad Air」、「iPad Pro」シリーズや、M1以降のiMacで同様の意匠が取り入れられているので、Appleとしてこうしたエッジを持たせたデザインは今の路線であるのだろうと思います(Apple Watchは丸みを帯びたデザイン)が、手で握ることが多いスマホではどうなのかなーと感じます。

デザイン・カラー

今回、新色のディープパープルを選びました。

14シリーズの色展開

iPhone 14 Proはいつもの「シルバー」、「ゴールド」、「スペースブラック」に加えて「ディープパープル」の全4色です。無印14の方は、「ブルー」、「パープル」、「ミッドナイト」、「スターライト」と「(PRODUCT)RED」の5色展開です。

実物レビューで多くの方が言いますが、言われなかったら「ブラック」に見えなくもないのがこのディープパープルで、しかし、角度によって見え方が変わるこのなんともいえない色味は多くの人が気に入ること間違いなしで、これまでiPhone 3Gからずっとブラック(or スペースグレー)を使い続けてきたボクが初めて黒以外の色を選ぼうと思ったくらい魅力的な色です。

実機で色チェック

こちらは白熱球色の照明の下で撮った写真のホワイトバランを整えた一枚ですが、ブルーにちかく見えますね。

角度を変えると、ホワイトバランスの都合もあるとは思いますが、ブルー寄りのパープルに見えるような色味になりました。

フラッシュを使って色相が変わるとたちまち、このようにパープルらしいパープルに見えます。この辺は動画でのレビューをご覧になるのが一番分かりやすいと思いますが、見る角度、環境光によって色の見え方が全然違って見えるのがこの色の魅力です。個人的にめっちゃ気に入っています!

サイズ感

iPhone XSから比べて1回り弱大きくなったサイズ感が心配でしたが、これは慣れの問題だと感じました。かつては3.5インチとか4インチくらいのちっさいiPhoneを使っていたわけですから、どんどんデカくなっていってもある程度までは慣れで許容されるのかなーって思いました。

ただ、やっぱり最初に持った時、「重っ」って感じましたね。

旧モデルの重さ

モデルiPhone 14 ProiPhone 14iPhone XSiPhone 7iPhone 5s
重量206g172g177g138g112g
画面サイズ6.1インチ6.1インチ5.8インチ4.7インチ4インチ

こうしてみると、「iPhone 5s」(2013年発売)から比べて2倍くらいの重量になっているのが分かりますね。ちなみに、ですが、3Gは133gあって、iPhone 4sは140gとボチボチ重量が増していっていたのが、5で112gと軽くなったんですよね。でも、その後また重量が増えていった感じの歴史となっています。

カメラ

カメラ機能の向上も14 Proの特徴の一つで、メインカメラの画素数が4800万画素と急に飛躍しました。これに伴い暗所での撮影性能が向上するなど色々恩恵があるようです。

XS世代から比較するとカメラが3つになったのが大きくて、同時に、背面での存在感を感じます。

アップデ見たら一瞬何かわからないレベルの出っ張りが印象的なカメラ群。

    • ポートレートモードが広角でも使える
    • (多分)ポートレートモードが前より近づける
    • 「前ボケ」が入れられるようになった

多くのメディアが13から14にかけての進化は微量だったと評価していますが、ボクは4年分の進化をしっかり感じられる立場なので、本来はもっとあげたいところですが、主にポートレートモードでの進化をファーストインプレッションとしては感じました。

倍率が「x2」、「x3」と、「.5」の4択になったことは嬉しい。

    • メイン(広角):48MP 24mm f/1.78
    • 超広角:12MP 13mm f/2.2
    • メイン(x2):12MP 44mm f/1.78
    • 望遠(x3):12MP 77mm f/2.8

多くのメディアが13から14にかけての進化は微量だったと評価していますが、XSから更新のボクには大進化です。広角カメラの機能も利用したフレーム外がうっすら見えるところなどなど、アップグレードされてるなーというのを感じます。

FA Limitedな画角

ちなみに余談中の余談なのですが、ボクが5年前くらいまでずっと使っていたPENTAX(現リコー保有ブランド)では、フィルムカメラ時代にスーパー人気だったFA Limitedシリーズというレンズ群があって、その3本の画角が、「31mm」、「43mm」、「77mm」なんですよね。望遠側の2つの画角がこのFA Limitedで人気だった画角に近いことに結構注目してて、PENTAXの考えとして、この中途半端に見える画角が心地いい画角であったらしいことから、Appleのエンジニアもこれらの画角で気持ち良くなったのかなーって感じました(なので本当は一番人気だった31mmが欲しい)。

SAMPLE

サクッと近場の撮影でサンプル撮影してみましたがガチなやつは他のメディア系サイトでたくさん出てると思うのでボクが出しゃばるところでもないでしょう。

とはいえ、いろんな作例があることにも意義はあると思うので、また、今度一眼と一緒に持ち出して比較とかしてみようかと思いますが、これだけ大型化した恩恵がどれくらいあるのか、強くなった手ぶれ補正や「アクションモード」の質などチェックできればと思います!

まとめ

税込で15万円ほどする高級なスマホです。気に入らないわけないのですが、4年ぶりの最新モデルはやっぱり何かと機能アップしていてファーストインプレッションとしては素晴らしく満足させていただきました。

これから1〜2週間色々使ってみて、また改めてレビュー記事にまとめたいと思いますが、後半は色々としんどいアプリも出てきていたXSからアップデートして、スマホライフがハッピーになること間違いなしですね!お楽しみに!

シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!