iPadをノート代わりに使っている人は多いと思いますし、そのノート用アプリとして、「GoodNotes」を使っている人はとても多いと思います。いわゆる「神アプリ」です。
そんなGoodNotesに最新の「GoodNotes 6」が登場しました。
MoKuJi
「GoodNotes 6」は無料で利用開始できるけど、注意が必要です!
ってことで、すでに「GoodNotes 5」を利用している人は、アプリを開くと、最新作が登場していることと、アップグレードを確認する画面が出てきます。
こんな感じでポップアップが出てきて、「無料で」開始できると書かれているため、多くの人が気軽にアップグレードするのではないかと思います。
ボクもその一人でした。
注意すべき点
さらに一つ前の「GoodNotes 4」からのアップグレード時も無料であったため、気軽に作業してしまいましたが、今回のアップグレードには注意が必要です。
それは、買い切りアプリであるGoodNotesであるものの今回のバージョンアップでは、機能制限がかかってしまうからです。
制限される機能は以下の通り
公式のサポートにはこのように書かれていますが、個人的に気になったのは、
- ノートが3冊までしか使えなくなる
- エクスポートされた文章には透かしが入ります
という2点。
これ以外の点は今まで気にしていなかったものなので即効性のある気になる点にならなさそうだと感じます。また、一部は新機能が利用できないという形ですね。
ノートブック3冊までしか使えない問題
一つ目のこれが、アップルグレードして速攻でぶつかった嫌だと思う点でした。
ノートを多数利用していないという人であれば気にならないのだと思いますが、ボクは10冊以上ノートを作っているので、これは「あかんやん!」ってなりました。
透かしが入る問題
実際にやってみたわけではないのでどのような透かしが入るのかわかりませんが、ボクはGoodNotesからPDFで書き出すことも結構多いので、これは困ります!
GoodNotes 6へのアップグレード手順
ではここで、一回GoodNotes 6へのアップグレード方法を紹介します。工程はかんたんで、アップグレードを促すポップアップから、指示通りにポチポチするだけです。
アカウント作成が求められる
いきなり面倒に感じるのがこれ。
Google、Apple、Microsoftという王者たちの中からIDを利用して、GoodNotesのアカウントを作ることを求められます。
任意のアカウントにログインするとすぐに6へのアップグレードが始まります。
7日間無料トライアル
ここで「無料で」始められると書かれていたことには「無料じゃない」使い方があることが発覚します。
「7日間無料トライアル」
が紹介されます。
7日なんか一瞬やんけ!って思いますが、これで、「基本的には課金で使うバージョン」ということを理解します。
買い切りと、サブスク
課金の方法は、年間1,350円(初年1,000円)を支払うか、買い切りで3,280円を支払うかの2通りから選べます。
なお、ボクは年間サブスクで25%オフ、買い切りで19%オフが適用されるみたいですが、いつごろGoodNotesを購入していたかにより割引の有無や率が違うらしいです。
今回の最新作には3,280円の価値があるのか、まだこの時点で新機能を知らなかったので、とりあえずパスしました。
ってことで、これで「GoodNotes 6」にアップグレードが始まります。
アイコンがちょっと顔っぽいかわいい系に変更されて完了です。
GoodNotes 5に戻す方法
最新作には、数々の新機能が搭載されます。
手書き文字のスペルチェックができる機能や、AIでの文章修正など、ノートとしての基本的な能力が向上されます。
これらの新機能と、若干のレイアウト変更がありますが、ボクは速攻で、「ノート3冊制限」の壁に、「やっちまった」を感じました。
安心してください、戻せます
多くのアプリで、最新作にアップグレードしてより幸せになるものですが、ボクは上記の通り、アップデートを後悔しました。
しかし、よかったよかった!
無償でダウングレードが、しかも簡単にできます!
ので、
ボクはすぐにバージョン5に戻しました。
戻し方は簡単。
右上の歯車をタップ→設定画面へ。
設定(Settings)を選ぶと、
一番下に「ダウングレード」(Downgrade)の項目が見つかりますのでこれを選びます。
このトグルをタップすると完了。
こんな感じで「本当にいいの?」という確認画面が出ますが、問題はないはずですので続けましょう。
5と6は簡単に行き来できます!
ってことで、見慣れたUIのGoodNotes5に戻ってきました。
なお、
GoodNotes 5と6は簡単に行き来できるっぽいので、自分がしっくりくる方が定まるまで行き来してみるのも良いかもしれません。
結論
ボクは今回のGoodNotes 6では、さらなる投資なしに制限なしでノートが使えなくなる点が問題で、GoodNotes 5に戻しましたが、今後新たな機能追加や、GoodNotes 5が何らかの事情で使えなくなてしまった場合はアップグレードを考えるかも知れません。
個人的にサブスクは好まないので、3,280円の価値を感じられるかがポイントですね。
併用で使い分けてきたNotabilityに移行することも検討しつつ当分はGoodNotes 5のまま使う予定です!