ブロガー歴15年のLeoです。
このブログはいわゆる「雑記ブログ」なのでアクセス数や記事のシェアをガチで追っかけている訳じゃあありませんが、
せっかく書いた記事ですから、多くの方に読まれたい願望はあります。
より多くの人に読まれるには、
- 検索でヒットし、さらに検索結果の中から選ばれる
- もともと自分が有名で注目を浴びている
- 誰かから紹介される(バズる)
などの限られた条件がないと無限に存在するブログの海に飲まれて誰の目にも触れることはありません。
この記事では、「CTR」を理解し、上の1番についてより多くの人から選ばれるためのネタをまとめました。
- CTR(クリック率)とは何か?
- どれくらいの数字を目指すべきなのか?
- CTRをアップしてブログへのアクセスを増やすには?
MoKuJi
知っておきたい「CTR」の基本
この記事のキーワード、CTRとは?
CTRというのは、「Click Through Rate」の略で、表示に対するクリック率の意味です。
ここからはCTRか、クリック率という風に表現していきます。
ブログをある程度ガチでやるなら必ず登録したいサービスに、「Google Search Console」(以下、GSC)というものがあります。
これは、
Search Consoleのツールやレポートを使うことで、サイトの検索トラフィックや掲載順位を測定できるほか、問題を修正し、Google 検索結果でのサイトの注目度を高めることができます
と公式に書かれている通りのツールで、様々な項目がありますが、一般的に、
今どれくらいの人がどういう経緯で自分のブログを読んでくれているのか?
を知れるもので、ブログのアクセスが気になる人には必須です。
詳しくはGoogle様の説明をお読み下さい。
Search Consoleの4項目
こちらがGSCのトップに表示される画面ですが、期間を指定して、
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均CTR
- 平均掲載順位
の4つの項目を知ることができます。
3つめにCTRという項目があって、以下のように説明されています。
インプレッションとは検索した時に候補として表示されることです。
LEOLOGのこの期間では、3万5千回くらい候補として検索結果に出てきたものの、合計2,879回しかクリックしてもらえていないということがわかります。
CTRとは、せっかく検索結果にまで出てきたのに、どれくらいクリックしてもらえて、逆に、どれくらいしてもらえなかったかを知る目安になる数値ということです。
例で見てみますか
例えば、「大阪 カレー」と調べるとしましょう。
予想では食べログとか、まとめ記事が上位に出ると思います。
これが今検索した時の結果です。やっぱり食べログが二つも出てきます。
これだけ広いキーワードだとこういう大手が上に並びますが、検索した人はやっぱり上位に表示される情報を信じる傾向が強いため、これらのサイトから訪問していきます。
(imge: こちらより転載)
こちらのグラフは、検索順位とクリック率について相関を表しているものですが、
1位が21.12%と圧倒的にクリックされていて、2位もは半分の10%ちょっと全然違うのが一目瞭然です。
Google検索では1ページに10件ずつ候補が出てきますが、1〜3位くらいで4割くらいのクリックを持って行っているので、いかに上位に並べるかが大事なことがわかります。
掲載順位の力
先ほどのグラフ画面ですが、オレンジの項目が掲載順位を示しています。
この時期のLEOLOGは18.5%と低くなっています。
が、
検索順位で1位になっているキーワードをいくつか持っています。
LEOLOGで無双している記事
実は今LEOLOGで圧倒的にアクセスを集めている記事がありまして…
週間と、月間、ともに圧倒的なPVで1位になっているのが、「大阪に本社がある企業」をまとめた記事で、次点の約10倍のアクセスがあります。
USJが再開したからか急にアクセスが増えている年パス・ライトの話題も気になっているので後で少し触れますが、1位のこの記事についてはGoogle検索でずっと1位です。
例えば、
でググってみてください(上の検索をクリックでできます)
今日時点での検索結果はこうなります。
わかりますか?
1位になっているだけではなく、「強調スニペット」という表示のされかたになっているんですよ。
当該ページでは、題名のまま、ただひたすらに大阪に本社がある企業を時価総額順に並べたものだったのですが、これだけスペースを割いてもらえたらそりゃ、クリックされますよね?(笑)
強調スペニットしてもらう方法
なので多くの人がここに載りたいわけですが、
検索結果1位がみんなこうなるわけではなく、ルールがあるようなので、簡単ではありません。ボクも軽く調べてみましたが、どうやら、
ユーザーの回答になっているページ
が該当するらしいことがわかりました。
つまり、今回のこの記事は、Googleで、「大阪」にある「大企業」ってどれ?っていう感じの疑問、質問があって、それを解決する回答的なコンテンツだから選ばれたということです。
↑こちらは、ボクの運営しているEXSという会社のブログで紹介している記事が強調スニペットになっている記事です。
シアトルが舞台になっている映画を紹介しているのですが、
題名は直接的な回答スタイルではないものの、シアトルの最大手ポータルサイトJunglecityさんや、YouMagaさん、そしてWikipediaですら追い抜いて1位に鎮座しているんですよ!
Google様の明確なガイドラインが公開されているわけでなんでか確実な理由はわかりませんが、このように掲載されたら、うちみたいな小規模組織の記事でもアクセス率は上がるに違いありません。
CTRをあげたい時は、とにかく、
検索する人が求める情報を想像し、
それに対する回答を意識した記事を書くことが大事だということがわかります。
そうすることで上位表示率が上がり、場合によってはGoogle神の采配で強調スニペット化し、圧倒的なクリック率(アクセス量)を生み出してもらえる可能性があるということです。
CTRはどれくらいを目指すべき?
さあ、色々情報多い記事になっていますが、
では結局CTRってどれくらいだと喜ばしいのか?ですよね?
先ほど紹介したこのグラフ、
1位が圧倒的ですが、それでも21%なんですよね。
どんなキーワードかにもよりますが、1位を取るのって簡単じゃありません。
LEOLOGでは「大阪」に「本社」がある会社系のキーワードで1位をいっぱい取っていますが、このブログは”そういう情報発信のブログ”ではありません。
どちらかといえばボクの好きなもの、気に入ったものレビュー記事とかもっと読まれたいなーって思っているので、
訳です(苦笑)
しかし、とりあえず誰かに何らかの記事が読んでもらえているだけよしとして、
では、どれくらいのクリック率があれば喜んでいいかというと、
検索結果2位に出てきても10%なことを考えると、
クリック率10%あれば喜ばしい
と言えます。
LEOLOGの今は掲載順位が平均で19位くらいで、これは上位表示されないキーワードも混ざっているためで、それも含めて考えると、平均10%を目指すのは難しいので、
3%〜8%くらいでも満足できる
のではないかというのがボクの意見です。
LEOLOGの5月の結果は、CTR8.3%です。
1割にも満たないo͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡╮( ꒪⌓꒪)╭o͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡
と思いそうですが、
上場と思っていいのかも知れません。
CTRを上げるには?
ボクは正直目指すべきCTRがはっきりはわかっていません。
ネットで調べてみると、だいたい広告を掲載している人が知りたい、クリック率、つまり、お金を出して広告を掲載した上でどれくらいクリックされるかのお話ばかり出てきて、個人のブログとか検索結果からのCTRを数字目標的に書かれているところは見かけず。。。
でも、
冒頭に書いた通り、より多くの人にブログを見てもらうにはクリック率も大事ですよね?
ということでCTRを上げるためにできることを調べ、まとめました。
これってでも、実は結構簡単なんです。
さっきのカレーの検索結果をもう一回。
食べログは圧倒的なブランド力がありますが、逆に「食べログ以外の情報が見たい」って人もいますよね。その人たちはその次の検索結果に目をやります。
じゃあ、
あなたは、
何を根拠に記事を選ぶか?
です。
【保存版】ってついたやつは長期的に変わらない情報が載っている気がします。
鉄板のカレー屋さんを探している人は見そうですね?
”絶品オススメカレー25選”ってのは、、、ボクには選択肢が多すぎる気がするので、”10選”くらいなら見たかもですが、たくさんの情報が欲しい人は見ますよね?
ここからはSEOの観念の話になりますが、
検索結果一覧には、
- 記事の題名(タイトル)
- 抜粋文(スニペット)・メタディスクリプション
- 登校日(or 更新日)
が並びます。
一番目に入るタイトルと、その記事について書かれた80字程度の説明文が記事の内容を想像する目安になるわけで、
ここの書き方を工夫することで記事へのクリック率が変わります!
この辺の書き方、工夫の仕方はSEO対策と言って関連の情報がネット上にたくさん載っている分野ですが、とにかく自分の感性でいいので、
「こんなタイトル・説明文なら自分ならクリックするな」というお客様目線で書いてみることをお勧めします!
LEOLOGで改善が見られたよ!
こちらは、6月の4週間を抽出した数値です。
5月の同じ期間と比べてみると、
実は表示回数は6,000回くらい減っているんです。
が、
CTRは2%も向上しています。
理由は、
表示回数は減ってるのにクリック数は増えているから!
なお、平均掲載順位は変わっていません。
表示数が減った理由
これはおそらく、タイトルや抜粋文の最適化により、不要な表示が減ったからです。
例えば、
iPhone 12のレビュー記事を探している人がいるとして、
って検索するじゃないですか?
でも、
iPhone12買いたいなーって考えている人が、雑記的日記ブログで、
「iPhone12買いたいし、レビュー記事探そうかなー」
って買いているとします。
この中から、
「iPhone12買いたいし、レビュー記事探そうかなー」
が勝手に抽出されてしまって、検索結果として載ってしまうことがあり得ます。
しかし、そんな記事のタイトルは、
「ボーナスが少なかったのでiPhone12買えなくて悲しんでいる」
とかだったりして、検索した人はこんなタイトルの記事は参考になりそうにないから読みません(笑)。
つまり、
記事のタイトルと、抜粋文は正確に記事の内容を示し、
かつ、
キーワードとして情報を探している人に的確に届くようにすることがロスを減らし、クリック率を上げることにつながるというわけです。
改善のためにやったこと
詳しくは別記事で書こうと思いますが、
上記した通り、「ユーザーの疑問」を想像し、「回答」となる記事を書くことを意識して、
いくつかの記事をリライトしました。
それが、さっき触れたUSJの「年パス・ライト」の記事にも適合するのですが、
あの記事を最初に書いたのは2017年で、情報が古くなっていました。
USJは入園料がどんどん高くなっていっていた都合も相まって2017年の情報では今見た人には誤解を与えかねません。そこで最新の入園料などを調べて、アップデートしました。
結果
以上の2通りの検索キーワードで、1位や2位に出る様になっていますし、上のキーワードではUSJ公式より先に表示されています。強調スニペットではありませんが、1位はやっぱり偉大!
新記事を書くときも題名やスニペットの書き方を気にし、もともと書く記事についてもキーワード選択を意識したのはありますが、
いくつかの記事でリライトを続けたいわゆる”最適化”の結果、無駄に表示される(スルーされる検索結果回避)ことが減り、CTR上昇につながったと考えるのが自然です。
総括・まとめ
- CTRとは検索結果からのクリック率の数字
- 1位なら20%越えのクリック率
- 5%くらいでも喜べるっちゃ喜べる
- 上位表示とクリックしたくなる題名・抜粋文を意識するべし!
いやいや、ちょびっと長い記事となりましたが、なんとなくCTRについて分かっていただけたでしょうか?
今度、さらにライティングについて自分でも研究を深めたのちに、CTRを上げるための題名の付け方や抜粋文の書き方などをまとめた記事を投稿しようと思いますが、
まずは、
多くの人に読んでもらいたい!
と思う全ての人はCTRを知るべきだと思ったので紹介してみました!
ボクも、CTRに注目し、対応した結果2%も向上したので自信を持って記事が書けました!
ブログ初心者や、やってるけどアクセスが芳しくないなどモチベーション維持に悩んでいる方のお役に立てたら幸いです!