初心者が一眼デビューのとき一緒に買うべきアイテム5つ

こんにちは、デジイチ歴15年のLeoです。

初心者でも買いやすい値段のデジイチが浸透して久しいですが、デビュー間もない人、もしくは今まさに買おうと思っている人によく聞かれるのが、

カメラ以外に一緒に買うべきものって何ですか?

この質問です。

とうことで今回はこの質問への回答を記事にまとめましたので一眼買ったとこの方、これから買う方、はぜひ読んでみて下さい!

  • 一眼カメラと一緒に買うべきもの
  • 買うべきと言われがちだけどボクはいらないと思うもの
  • 最優先じゃないけど、ゆくゆく欲しくなるもの

1. ある程度高速なSDカード

デジカメはほとんどの機種がSDカードに画像データを保存しますので購入は必須ですが、ここでボクがオススメするのは、

ある程度高速なSDカード

であることがポイントです。

理由は、動画はもちろん、画素数が多めの写真を連続して撮る時、場合によっては書き込みに時間がかかる都合から次の写真が撮れなくなることがあるからです。

特に初心者が買うモデルだとカメラ側にバッファメモリ(一時的に保存する容量)がない、もしくは少ないことが多いため、SDカード側の性能を上げておくと体感で差が出るレベルの効果が期待できます。

とはいえ、最上レベルのカードだと値段もお高くなるため、「ある程度」をオススメしています。

2. ブロアー

この道具、初心者はほぼ知らないんじゃないかと思いますが、ボクは必須アイテムに入れています。結構なくすので常に3つくらいは持っています。

これは何の道具?

これは撮像素子から埃を取り除く道具です

ブロアーは、”ブロー”、つまり吹き飛ばすモノという意味。

上の写真のものの場合、ラグビーボール状の黒いところをプシュプシュ押すと赤いノズル部分から風が吹き出る仕組みです。

ボクはこれをキーボードの掃除や細かいところの埃を飛ばす掃除にも使いますが、本来の用途は、撮像素子をクリーニングするものです。

撮像素子って前聞いたことあるぞ….?

フィルムの代わりに備わってるCOMSとか呼ばれるパーツだよ

昔のカメラではフィルムだった部分に電子的に映像を記録する、COMSとかCCDとか呼ばれるパーツが入っています。それを撮像素子って呼びます。

そこにゴミがついてしまうと、

フィルムなら写真ごとに新しいフィルムを使いますが、撮像素子だとずっと同じ場所にゴミがある状態になるので半永久的にそのゴミが写り込んでしまうんですよ。

詳しくは別記事で紹介しているのでそちらを見てもらえたらと思いますが、これはデジイチデビューとともに絶対買うべきアイテムです。

ああ!この話のとき習ったやつ!

そうね、教えたね(笑)

ボク的には必須アイテムなので是非別記事を読んでください!

3. 液晶保護フィルム(ガラス)

デジイチにとって背面液晶はとても重要です。モデルによっては液晶画面を見ながら撮影することも多く、ここに傷が付くことは避けなければなりません。

スマホでおなじみなので感覚はわかっていただけると思いますが、これはケチらず視認性や保護性の高いものを選んでください!

ここをケチったらあかんのか、なるほど

4. ドライボックス

これをおすすめすると多くの方、特に学生さんが、

「大げさ」

って言うんですよね。

上の写真はボクの「防湿庫」で電動で湿度を保つ確かに”大げさ”な道具ですが、今回ボクが紹介する「ドライボックス」は、もっと手軽なものです。

↑こんな奴をイメージしてもらえたらと思います。

ホームセンターに売ってる米びつにも似ていますが、こういう深めのデザインと、もっとフラットで、同じくホームセンターに売ってるプラスチックケースに似たタイプのものが一般的です。

↑これがボクも使っている(使っていた?)ものですが、湿度計がついているのがGOOD POINT

米びつじゃなくて、なんなの?これ

庫内の湿度をコントロールできる箱です

何にいるの??

ライオンの反応が一般的な反応のままです。

何に使うもの?

シンプルに言うと、庫内をドライ、つまり湿度を低く保つ道具で、

想像できると思いますが、庫内にカメラやレンズをしまっておきます。

カメラもですが、レンズって、下手するとカビが生えてしまうんですよね。外側ならまだ掃除して綺麗にできる余地がありますが、レンズ内部にカビが生えてしまうと結構大変なことになるんです。

日本は湿度が高いのでそのままその辺にカメラとレンズを置いておくとこういうリスクがあるので、ドライボックスに入れて、カビを防ぎます。

こういうメーターがついているものだと、乾燥状態がわかるのでとてもよきです。

入れてみた感じはこんな。

おもちゃ箱にがさっと入れた感じですが、逆に、こういうところじゃなければどこに置くの?って言うのがボクの意見です。

つまり、

ドライボックスを持つことでカメラたちを大事にできる

といことです。

カメラって最初は、高い買い物だし、大事に使うと思うんですが、

時間が経つと結構多くの人が扱いが荒くなりがちなんですよね。

でも、せっかく買った相棒です、ボクはずっと愛してあげて欲しいと思ってます。

そんな意味でもこういう専用のボックス、置き場所を用意してあげることで愛する気持ちが維持できるかなと思っています。

ちなみにボクは、

かなりガッツリした奴↓を持っています。まあ、カメラとレンズ合わせたら全部で100万くらいの資産ですからそれなりの”部屋”を用意してあげないとね…。

5. カメラバッグ…ではなくソフトボックス

本当はカメラバッグの方がいろいろ便利だし、カメラの携行にベストではあるのですが、

カメラ初心者はまだどのように使うかとか、今後どれくらい機材が増えていくかなどがわからないはずなんです。

その時点で、カメラバッグとしての用途以外にあまり使い回せないバッグを買ってしまうのはボクは微妙だと思っています。

確かにまだレンズ1本なのにカメラバッグはちょっと…

女性の場合男性よりバッグをたくさん持っていることも多いし、使い分ける人も多いと思うので、カメラバッグもその一つとして買ってしまえばいいのかなーとも思ったことはあったんですが、

カメラ本体とレンズ1本しか持っていない、持っていてもダブルズームキットくらいと言う人にとって

  • 今後レンズが増えるのか?
  • どんな場所に撮影に行くのか?
  • どれくらいの頻度で撮影に行くのか?

などなど、

初心者はまだまだわからないことが多いですよね。

その時点で数あるカメラバッグの中から選んで下さいっていうのは無理があると思うので、そこでおすすめなのが、これです。

インナーケースとか、ソフトボックスとか呼ばれ方はいろいろありますが、クッション性のある素材でできたこのケースは、すでに持っている自分のバッグに入れて使います。

サイズや仕切りの構成はいろいろありますが、だいたいこんな感じでカメラバッグの中身と同じ感じでカメラ機材をしっかり保護してくれます。

トートバッグでも、リュックでも、旅行鞄でもなんにでも使えます。

ボクはリュックタイプ、スリングタイプ、ウェストポーチタイプ合わせて6種類のカメラ用にデザインされたバッグを持っていますが、こういうインナーケースタイプのものも2種類持っています。

使ってみたらわかると思いますが、かなり有能です!

カメラバッグって地味に高いんですが、これだと2〜3,000円です!

以上がデジイチデビューしたら、するとき”絶対”一緒に買うべきカメラ関連アイテム5選です!

続いては、

一緒に買うべきと言われがちですが、ボクはいらないんじゃないか?と思っているアイテムです。

よかったら合わせて読んで下さい!

急いで買わなくていいと思うアイテム5選

こちらはサクッとまとめて書いていきます!

1. レンズプロテクター

これが一番オススメされる奴だと思います。

ヨドバシカメラとか、量販店で買うと100%言われる自信がありますが、ボクはおすすめしません。

液晶保護はおすすめしてるのになぜ?

ってなるかも知れません。

ボクも初心者時代は使っていました。

しかし、

確かにレンズに傷がつけば地獄である一方、

15年カメラをやってきて、レンズ前面に傷がいくという経験がゼロ

という経験からこの結論に至りました。

逆に、

つけている事のデメリットがあってですね、

1枚ガラス面が増える事で余計なフレアやゴーストが出る可能性が上がる事、広角だと周辺減光の可能性もある事、

そして何より、

無駄な出費です

これ。

なぜお店の人がすすめるかと言うと、もちろん保護の重要性もありますが、

一方で、こいつの利益が大きいからです!!

騙されているとまでは言いませんが、

確実にいる道具ではありません。

2. 外付けフラッシュ

これも後でいいです。

内蔵フラッシュは使わない方がいい代物ですが、だからと言って外付けも必要ありません。

いや、

いるんですよ?ボクなんか5本くらい持っています。

しかし、実は外付けフラッシュって使うのめっちゃむずいんですよね。

なので、

ボクは初心者は他に覚えることがたくさんあると思っていて、とりあえず初心者のうちはフラッシュは後回しにするべきだと思うのです。

屋内ポートレート”だけ”がやりたくてカメラを買った方とか、どうしてもフラッシュが欲しいと言う強い思いがある方以外は当面いらないと思います。

3. カメラバッグ

これは先ほど説明した通りです。

気に入ったものがあれば買ってもいいんですが、最初から買う必要はないと思います。

4. 三脚

これも初心者はいらないです。

花火撮影とか、よりクオリティの高い撮影のためには必須の道具ではあるんですが、

三脚の世界も奥が深くて、

まずは自分がどんな撮影者になっていくのかを見極めてから選ぶ方が絶対いいです。

もしどうしても三脚が欲しいと言う場合は3,000円以内の安いやつを買いましょう。

Amazonベーシックのこれでいいと思います。

5. 予備バッテリー

これも店員さんに勧められることが多いものですが、

最初はいらないです。

なぜかというと、

実際使ってみないとどれくらい電池が持たないかということがわからないからです。

車の燃費とおなじで、「何枚撮れます」っていうのはカタログに載っていますが、実際の撮影環境で変わってくるものなんですよね。

撮影データを画面で見ている間にも電池は消費しますので、実際にいろいろ撮るようになってから、「あー電池持たないなあ」って思うか、「意外と1本で行けるやん」ってなるか、様子見で大丈夫です。

今の時代、Amazonやyodobashi.comで翌日配達もあるので、様子見て必要ってなったらその時に買うので十分間に合います!

まとめ・総括

いかがでしたか?

お店でカメラを買う場合店員さんにいろいろ勧められると思います。

実際本当に買うべきものと、人によるもの、不要だけどお店的に売りたいもの、いろいろあり得ます。

この記事でデジイチ歴15年、プロフォトグラファーのボクの目線を知っていただけたら幸いです!

Have a happy photo life!

シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!