ブラジルの5回に続きドイツとともに4回の優勝回数を誇るサッカー強豪国、イタリアが来年ロシアで開かれるワールドカップに出場できないことになりました。
1958年大会以来の予選敗退
イタリアといえば、ボクもセリエAが観たくてロンドン滞在中に1泊の弾丸ツアーをしたこともある国ですが、2006年のドイツ大会で優勝した以降、2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会では1次リーグで敗退、2012年のユーロ準優勝以降は少し低迷していました。
ブッフォンの6大会出場ならず
サッカーファンの多くが残念なのは競合のイタリアが不出場ということよりも、170試合以上イタリアのゴールを守り続けて来たレジェンド、ブッフォンが出れないことかも知れません。
もし出場となっていれば前人未到の6大会出場ということになっていたからです。
スター不在の攻撃陣
ところで、どれだけ強い国、強いチームでも世代交代は起こるわけで、イタリアも(ブッフォン以外?の)世代交代ののち、攻撃陣に華がなくなったと言わざるを得ないのが現状です。
ボクがサッカーを観始め他頃は、ロベルト・バッジョというスーパースターがいて、その後も、イタリア代表には、アレッサンドロ・デルピエーロや、フランチェスコ・トッティという10番を背負うスーパースターが君臨して来ました。
しかし、今のイタリア代表にはこのスポットが空席と言わざるを得ず、プレーオフを観ていても攻撃は単調で、1人で局面を打開できるタレントがいないことが辛かったです。
もちろんサッカーはフィールド上の11人がチームワークでゴールを狙うスポーツですが、やはり、強豪国にはこうしたスター選手が必須かも知れません(ブラジルのネイマールとか、アルゼンチンのメッシなど)。
2018年大会に出られない強豪国
なお、今回本大会出場を逃したチームとして、世界ランク(2017年11月)上位国をあげると…
- チリ(10位)
- ウェールズ(19位)
- オランダ(20位)
- スロバキア(28位)
- アメリカ(24位)
- スコットランド(32位)
- ウクライナ(35位)
これらの国は予選時点での世界ランクが32位以上ながら、出場32ヶ国に入れずでした。
ちなみに日本代表のランキングは、、、55位です。
14位のイタリアや10位のチリが出場できない傍で55位の日本が出場するのって、なんだか、、ね。まあ、開催国枠で出場のロシアは65位なんで、それよりはマシなんですけどね!
ま、4年に一回の大イベントが来年に迫りました。
イタリアもブッフォンもいない久しぶりの大会ですが、楽しみにしておきましょう!