かつてコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)の「EXILIM」ブランドで確固たる地位を築いていたカシオが、コンデジ事業から撤退するという報道がありました。
nikkei.comの記事によると、コンデジ事業が不採算に陥っており、高付加価値商品のみにする方向で社内で決定したとのことです。
カシオ計算機は24日までに不採算のコンパクトデジタルカメラから撤退する方針を固めた。コンパクトデジカメの出荷台数は激減しており、今後の市場拡大が見込めないと判断したもよう。今後は高付加価値なカメラ製品に特化する方針だ。デジタルカメラ事業は2017年3月期に5億円の赤字だった。
ボクもデジタル一眼レフカメラを買う前は3、4台ほどEXILIMを使いました。
とても人気だった「EX-Z3」
10年以上前のことですが、レンズの沈み方に工夫があり薄型に仕上げたというのが特徴のヒット商品だった「EX-Z3」は最初に買ったコンデジでした。
操作性やシーンモードの感じが好きで、一眼レフカメラの二強、キヤノンやニコンではなくカシオのカメラが大好きになりました。
今後は高付加価値モデルに注力するということですが、G-SHOCKに似たデザインで話題になったこちらの記事でも紹介している「G’z eye」みたいなアイテムを残すのでしょうか?
G-SHOCKライクなデザインのアクションカメラ「G’z eye」
時代は移り変わり、コンデジはスマホに完全に食われてしまいました。
ボクも仕事で使う撮影機材はiPhone 7がメインの座に座っていて、YouTubeに載せる用の動画はほぼほぼiPhone 7で撮っているのが現状です。
より高画質、4Kでどうこう、手ぶれ補正が云々ということになれば専用機器に優位があるのでしょうが、普通にiPhone 7で満足できているのでそりゃ、コンデジ売れませんよね。
20代前半に愛用していたカシオのコンデジがなくなるというニュース、ちょっと寂しく感じたので取り上げてみました!
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