会社のブログの方で、ボクの「生まれ故郷」、シアトルに本社を置く企業につての記事を書いたのですが、今回その記事との連動記事として、ボクの「育ちの故郷」に本社を置く企業について書いてみようと思います!
大阪にある有名企業
- パナソニック株式会社
- シャープ株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- 武田薬品工業株式会社
- 日本生命保険相互会社
- サントリーホールディングス株式会社
- 日本ハム株式会社
- 日清食品株式会社
- 江崎グリコ株式会社
- 株式会社シマノ
- 株式会社カプコン
- コクヨ株式会社
大阪に本社を置く企業として一番最初に思い出すのはボクは「パナソニック」ですが、同じく大阪に本社を置く大手家電メーカーとして、「シャープ」があります。以前は「サンヨー」もありましたが、パナソニックに吸収されました。
個人的に意外に思うのが「日本ハム」です。保有する球団「北海道日本ハムファイターズ」が本拠地を北海道としていること、移転前は東京だったことから在阪企業というイメージができませんでした。
逆に、「江崎グリコ」は道頓堀の看板が大阪のアイコンにもなっていることからイメージしやすいですね。
「伊藤忠」も大阪の人なら大阪駅の上にどーんとビルが建っているので馴染みがあるかも?
こうしてみると、思っているより大阪に本社を置く有名企業、あるもんだなーと思うものの、例えば伊藤忠は「東京本社」として東京にも本社機能を置いていて、そういう企業は少なくありません。
また、時価総額ベースで見ると、やっぱり在阪企業はそんなにトップクラスが揃っているとも言えません。
大阪にある時価総額がトップクラスの企業
- キーエンス株式会社(12位)
- 武田薬品工業株式会社(18位)
- ダイキン工業株式会社(32位)
- パナソニック株式会社(35位)
- オリックス株式会社(55位)
- 大和ハウス工業株式会社(57位)
- 株式会社クボタ(59位)
- 塩野義製薬株式会社(63位)
- 東レ株式会社(77位)
- 株式会社シマノ(79位)
- サントリー食品インターナショナル株式会社(85位)
- JR西日本(94位)
- 小野薬品工業(96位)
- 田辺三菱製薬(98位)
- 関西電力(99位)
※2017年4月の上場企業のランキング
トップ10には一社も入っていませんね。
生涯年収が5億を超えると言われている「キーエンス」が12位で、「武田薬品」が18位ですが、時価総額ベースではトップ企業は大阪にはないですね。
なお、日本1位の「トヨタ自動車」はご存知愛知県に本社があり、「東京本社」も構える形となっています。
世界の時価総額トップ5企業はどこに?
ちなみに、世界での時価総額トップ5を見てみると…
- アップル(クパティーノ, CA)
- アルファベット(マウンテンビュー, CA)
- マイクロソフト(レドモンド, WA)
- アマゾン(シアトル, WA)
- バークシャー・ハサウェイ(オマハ, NV)
全てアメリカの企業ですが、トップのアップルとアルファベット(グーグルの親会社)はサンフランシスコ郊外のいわゆる「シリコンバレー」に、3位と4位のマイクロソフトとアマゾンはシアトルとその郊外、いわゆる「シリコンフォレスト」に本社を置いています。
バークシャー・ハサウェイは世界最大の持ち株会社ですが、こちらもネブラスカに本社があって、どれもアメリカのメジャー都市には本社がないという形になっています。
トップ10の中では9位のJPモルガン・チェースだけが唯一ニューヨークに本社を置いていてそれっぽい感じになっています。
まとめ
うーん。
日本で育った普通の日本人にとってはやっぱり「東京」が”勝ち”の印象で、「成功したら東京へ」、「成功したいなら東京へ」というイメージを強く持っているんでしょうかね?
ボクは逆に、地方都市で成功して、その土地に根ざした感じで上手くやれている方がカッコいいなーって思うんですが、微妙なんでしょうか?
今日紹介したのは大企業の中の大企業の話であって、日本各地に会社は存在しているわけですが、それでも、アメリカの企業を見ていると起業したい場所で起業して、本社を置きたい場所に本社を置いている、という感じで、やっぱりそれがカッコいいなーって思うボクでした。
アメリカは税制や法律が州ごとに違うので、過疎地域では企業を誘致するために税制優遇策があったりもしていて例えば砂漠ばかりのネバダなんかは優遇がいいとか聞いたことがあります。そういう点を考慮して本社を地方都市に置く会社も少なくなくて、やっぱりそういうところも理にかなっているなと感じます。
日本でちょっと前よく聞かれて「地方創生」って言葉、本当に中身のないものに感じるボクでした。