大谷、ヤンキースを振ったら炎上したけど、「大都市民のおごりワロタwww」な話

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EXSのブログの方でも連日記事を書いていますが、大谷争奪合戦が大きな話題となっていますね。

今回大谷選手は25歳に満たないことから新しい制度上巨額の契約をすることができないなど、新ポスティング制度という背景もあり、いろいろ新しい展開がたくさんありますが、大谷サイドもそうした新制度の中で最適な球団を選ぶために頭を使っています。

それが、「書類審査」でした。

ポスティング前の書類審査

大谷サイドはポスティングでの移籍が正式に開始される前に、メジャー30球団に対して「獲得意思があれば提出してほしい」という質問状を出していたとされており、30球団中27球団がこれを提出したと言われています。

質問の中身は明らかになっていませんが、大谷選手にとって最も大事なファクターのひとつである二刀流実現の可能性などが聞かれていると予想されます。

大谷サイドがこれを実施したのは交渉期間が21日と短いことも理由の一つだそうですが、いわば”就職先”を探す側である大谷がわが”書類面接”の様なことをするのは異例かも知れません。

そして更に異例?だったことが起こり、軽い騒動になっています。

ヤ軍落選に憤るニューヨーカー

事前の書類に何が書かれていたかはわかりませんが、大谷サイドはMLBの名門、New York Yankees(ニューヨーク・ヤンキース)への移籍がないとし、直接の面談を断ったということで、それにヤンキースファン、ニューヨーカーたちが怒りの声を上げたというニュースです。

「WHAT A CHICKEN!」

なんて臆病者だ!という見出しで綴られた記事では、大谷選手はビッグチームであるヤンキースでのプレイに怖気付いたのだと紹介され、SNSでも、「ヤンキースでプレイすることのプレッシャーに負けた」など大谷選手を批判する声がたくさん流れたそうです。

確かにヤンキースは名門であり、日本で言えば巨人みたいな存在。サッカーで言えば”銀河系軍団”とも言われるレアル・マドリード的なスター軍団ですが、ニューヨークの人々は、23歳の若きスター候補は、そんなスター軍団が所属するべきチームで戦うことを恐れたのだと言ったわけです。

これには賛否あり、大谷の「そこまで言わなくても」とか「これが彼がニューヨークでプレーしたくない理由だろうね」などの批判的コメントもたくさん出てきます。

大谷サイドとしては、①西海岸にあるチームで、②市場規模の小さい街にあるチームがいいということを言っていると報じられています。ニューヨークは世界屈指の大都市だし、東海岸ですので、これが選考から漏れた理由と考えられるわけですが、ボクはこのニュースを見て、”世界屈指の大都市”の人ってみんなこうなんだな、と思いました。

大都市のプライド?なんでも一番でありたい?

日本はアメリカと違い、本当に東京一極集中型になってしまっていますが、最近よく、「日本はこれだからダメだ」という話をします。

例えばシアトルは地方都市、小規模都市かも知れませんが、Amazon、Microsoft、Nintendo of America、Starbucksなど多くの有力企業が本拠地としています(シアトルとその近隣都市含む)。

日本では多くの大企業が絶対東京に本社を置かなくてはならないというレベルで東京に集中しています。

だから人口が密集していて、地価も高ければ、電車も混みすぎるわけですが、アメリカはいろいろな企業が全国に散らばっています。

そちらが絶対正解という話ではありませんが、一極集中はよろしくありません。

でも、日本は一極集中で東京になんでも集まり、東京様様な環境が成立しているため、多くの地方の民は東京を目指し、「上京」という言葉とともに、東京に身を置くことを成功の一つだったり、成功への足がかりと捉えますよね?

だから、東京はすごい、東京がえらい、という風潮もあります。

しかし、今回のニュースで、実はアメリカでも大都市ニューヨークに暮らす民は東京民と同じような感覚をもっていたのか?とちょっとがっかりしました。

確かにヤンキースは名門、老舗球団であり、多くのスター選手が在籍しましたが、必ずしも最も魅力あるチームではありません。生え抜きスターもたまに出てきますが、多くがトレードやFA移籍で獲得し、そこに多大な資金を投じています。

そう、日本の巨人と同じですね。

巨人くらいでしょ。ドラフト浪人してでも「ジャイアンツに入りたい」という選手がわくのって。

東京生まれ、育ちの人はどこか、それ以外の地域の人を馬鹿にしていて、途中から、「上京」してきた勢は自分を成功者と捉え、上京”できない”人たちを下に見る傾向があります。

先に書いた通り、アメリカは違います。違うと思っていました。

確かに市場規模やGDP、人口、観光資産等で優れた街はいくつかあり、ニューヨークはその最たるものですが、ニューヨークにディズニーランドはないし、有名なビーチもない(寒い)ですね。米国三大国立公園も西側にあるのでニューヨークからは遠いです。なんなら首都でもありませんね。

でも、アメリカ最大の都市であること、古くて、財力があるチームであるヤンキースがあることから、どの若い選手もヤンキースでプレイしたい、ニューヨークに住みたいんだと勘違いしてしまっているのです。

どんなものでも全てにおいて一番であることは叶いません。

なのに、ニューヨークという大都市に住んでいると、全てで一番でありたいという精神が育つのかも知れませんね。

東京の民がそうである様に。

野球をする上でベストな環境とは?

大谷選手は最速160km/hを投げる豪腕と、長距離打も打てる快打の両刀で日本で成功を収めていますが、MLBでは新人ですし、育成次第でどうなるかはわかりません。

すでに出来上がったスター選手ばかりが所属するヤンキースに入っても、出場機会があるのかすら謎です。

まだまだ後10年、15年とプレイする未来が待っている大谷選手にとって、ベストな球団とは、地位や名声があることや、世界規模の大きな都市であることや、古い球団であることではないというのが大谷サイドの考えであり、それは間違いないことでしょう。

今、獲得レースに残っているのは7球団とされていますが、有力視されるている我がシアトル・マリナーズは16年プレイオフに出れていないし、ワールドシリーズ優勝の歴史もないチームですが、デビューからずっと10年以上在籍するサイ・ヤング賞受賞投手であるヘルナンデスや所属6年となる岩隈久志投手などはシアトルという街を愛していることをSNSやインタビューへのコメントなどで話しています。

ボクももちろんシアトルが大好きですが、選手が所属チームを選ぶ時、大チームに行くこと以上に欲しいものがあることは妥当ですね。

大谷選手はドラフトという自分で選べない形ではありましたが、首都圏でも巨人でもない日ハムに入団しました。

ジャイアンツファンは「大谷こいよー」と思ったことでしょうが、大谷にとってとりあえず今の所日ハムでの生活は成功だったので、同じ様に、自分にとって、野球をやる上で大事な環境を探しているところでしょう!

その上で、シアトルは、北海道に近い北緯だし、海産物も美味しいし、日本人に優しい街なので、個人的にはサンディエゴやサンフランシスコよりはオススメだとなんとか伝えたいものですね(笑)。頑張れディポトGM!!

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書いてる人
シアトル生まれ、大阪育ち。第一言語は大阪弁。現在は日米行ったり来たり。EXSでは、留学や国際交流プログラムの企画を軸にキャリア支援、ライフプランニング事業を展開。フォトグラファー&心理家としても活動中。大阪に写真ギャラリーあり。主に風景と人物を撮っています。撮影依頼気軽にどうぞ!
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