【長期試乗】コンパクトな可愛いジープ、「Jeep Renegade」をアメリカで2週間乗り回しました!

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今日は、シアトル出張の際2週間乗る機会があった、Jeepの「Renegade」(以下、レネゲード)という車についての長期(?)試乗レビューをお送りします!

ボクが一番好きな車メーカーは、Peugeot(プジョー)でファイナルアンサーですが、こちらの記事でも書いた通り、今流行りのコンパクトSUVに興味津々なボクは、今回紹介のレネゲードにも前々から関心を抱いていました。

レネゲードは、イタリアのFiat(フィアット)「500X」と兄弟車で、ダウンサイジングの波にしっかり乗った、小排気量でJeepにしてはコンパクトサイズのモデルで、それまでJeepに抱いていた、オフロードに強そうという代わりに、燃費が悪くて、街乗りやアーバンライフでの使い勝手が悪そうというイメージに当てはまらない車なのかなーという感じで一体どんな車だろうか、と気になっていたのでした。

そして、今回レンタカー屋さんにラインナップされていたレネゲードを見つけて、2週間、借りてみたというわけです!!

Jeep Renegedeについて

日本での販売は2015年からで、販売台数はそんなに多くないものの、やっぱりJeepにしてはコンパクトということもあり、日本のJepp販売店は結構積極的に売ろうとしているモデルの様です。

いわゆるコンパクトクロスオーバーSUVという今ホットなジャンルに入る車で、先に書いた通り、イタリアのFiatとの共同開発車です。

幅は1,800mmと少しワイドめですが、全長が4,200mm程度で取り回しは悪くないスペックです。

エンジンは直列4気筒の1.4Lターボで、カタログ燃費は15.5km/Lと、往年のJeepのイメージからするととってもコンパクトなエンジンと高燃費に見えます。

小さめのエンジンながら最大140馬力出るので、普通の坂道やそこそこの悪路はまあ問題なさそうです。

税込み車両本体価格が297万円からというのも日本で買うJeepにしてはお求めやすい方で、販売対象が広くなったモデルに思えます。

http://www.jeep-japan.com/renegade/

見た目、つまりデザインの感想

いやー、見た目は最高にカッコ可愛いですよね!エクステリアは90点以上!

こいつが実際に借りて乗り回したレネゲード

丸いお目目、7つの溝の入ったフロントグリルがJeepらしさを演出していて、その顔の印象を崩さないカクカク感と丸みを両立した全体デザインが秀逸です。

オフロードでも、街中でもしっくりくる実によくまとまったデザインで、最初に見たときに、「あ、こいついい!」と思ったのを思い出します。

随所に見つけられるこのXデザインがいい!

インテリアについては特別いいなと思うところは正直ありませんが、ちゃんとカップホルダーもあるし、メーターの視認性も文句ないですし、”普通に”悪くありません。

黒ベースで、まとまりは悪くないインテリア

特に大きなときめきはないものの、いわゆるJeepらしさがあって、Jeepに乗っているなだな、という感覚はしっかり得られる内装だと思います。

広さとか、座り心地の感想

さて、レンタカーですが、空港で借りたので、2名分のスーツケースやかばん類を載せるところからスタートでしたが、そこはSUVタイプ、楽勝でした。写真で見ると、大きなラゲッジスペースに見えないし、正直他の多くのJeepから比べると狭いわけですが、合計5つのバッグ類は難なく収まりました。

先にお伝えしなくてはいけないのが、こういうレビュー記事を書こうと思っていなかったので、自前の紹介写真がほとんどないんです…。文字の感想中心のレビュー記事になってしまいます、ごめんなさい。

シートは、基本はファブリックで、高級SUVで当たり前のレザーシートだと逆に違和感、といった感じもあるレネゲードですが、座ってみた印象は、「実に普通」。座りやすいも、座りにくいもなく、本当に、特筆するところない感じでした。

後部座席にも座ってみましたが、同じく印象変わらずで、長時間運転も経験しましたが、疲れることもなく、快適だなーと感じることもなく、いわゆる「及第点」といった感じでした。

室内空間については、やはりコンパクトSUVですので、HONDA「FIT」とか、マツダの「デミオ」あたりのコンパクトカーに乗っているのとそんなに差を感じない印象で、全体的に座席面が高いので外の見晴らしはいいかな?というくらい。同じコンパクトSUVの日産「ジューク」だったり、HONDA「ヴェゼル」あたりと同じ感覚ですね。

ただ、助手席前のダッシュボード部分に取っ手?捕まるバーみたいなのがあって、それがJeepらしさというか、ならではの装備で、Mt. Rainier(レーニア山)に行った際に少し悪路を走ったのですが、その時は助手席に乗る人が掴まれて、「あって、安心」という感じだった様です。その辺はやっぱりJeep感を感じますね。

助手席側に備えられる捕まり手

ボクがもしコンパクトSUVを買うなら絶対つけたい装備の一つがガラス張りの屋根、パノラミックルーフ的な名前で多くのメーカーがオプションで取り入れているものですが、今回借りた車には残念ながらそういう装備はありませんでした。

あれば上から光が取り入れられて、コンパクトな車体でも開放感が増し、広さを感じることもできるかな、という印象でしたが、なかったので、室内はそれなりに狭くも感じるものでした。

運転してみての感想

さて、一番大事?なポイントです。

コンパクトSUVタイプの車にドライブフィーリングの良さを求めるのは限度があるかもしれませんが、これだけブームのカテゴリーなので、各社そこを頑張って訴求ポイントにしているモデルも多くなっています。

そんな中、自分の人生で2台目となるJeepの運転でしたが(初めての運転は古〜いCherokeeでした)、全体の印象として、「硬くて、取り回しが重い」でした。

こういう場所を走るのにはいい車

これがJeepの味なのかもしれないし、Fiatとの共同開発なので、Fiatだったりグループの味なのかもしれませんが、自分が好む系統ではないかなーと思いました。

以前運転したことがあるのはなかなな使われたCherokeeだったので、それと比べるのは微妙ですが、路面を吸収する感覚も薄く、地面の感覚をダイレクトで感じながらの運転だったり、最小半径が5.5mということですが、それよりも曲がるときに苦労する印象だったりもして、市街地で軽快に乗りこなすというのには慣れや割り切りが必要な車かもーと思いました。

バックカメラ付きだったのが救いでしたが、アメリカではそもそもあまりバック駐車しないので、そこまで駐車には困りませんでした。せっかくバックカメラが付いていたので実験という意味でやってみましたが、車両感覚のつかみやすさという観点で言うと、他のコンパクトSUVモデルと比べてイマイチでした。

アメリカの高速道路はもう少し大きい車の方がいい?

高速道路でも100km/hを超える速度も出しつつ運転しましたが、重心の安定感は悪くないものの、走っていて気持ちいい車かどうかでいうと、同カテゴリーでもっと快適な車はあるだろうな、という印象でした。

実際、高速道路での試乗でいうと、時系列逆になりますが、先日紹介したプジョー「2008」の試乗での印象の方がベターだったかな、と思います。クルーズコントロールの使いやすさはレネゲードかもしれませんが。

アウトドア走行の感想

Mt. Rainierに行ったときに、クネクネ道や少し路面の悪いところを走ったのでその感想も。やっぱりSUVタイプなのでそこも気になりますよね。

正直、こういう(↑)場所は走っていないので、Jeepならではの走行体験をしたかと言われると、していませんが、でも、アイポントの高いSUVタイプならではの見晴らしの良さは山道の運転を楽にさせてくれましたし、それは同乗者にとっても、自然を楽しむという観点で嬉しいことだと思います。

総合評価

実際にこの車を所有することを想像したとき、”普通に”欲しいと思います。

ただ、並み居る同カテゴリーの他モデルを並べて検討したとき、果たして一番欲しいモデルか?というと違う気がします。297万円スタートという価格帯のライバルを見てみると、国産車ですが、マツダ「CX-5」が250万くらいから、HONDA「ヴェゼル」なんかは200万円を切るあたりからスタートという価格設定です。

輸入車でも、プジョー「2008」が262万円から、兄弟車Fiatの「500X」も286万円スタートと、レネゲードより低い最低価格設定になっているモデルは少なくないので、これらの中から果たしてレネゲードを選択するか?という話になると、NOかなーという印象でした。

煽ってみると存在感も強い!

新車で車を買うメリットって、オプションや色など思い通りに組み合わせられることもひとつあげられるかと思いますが、その分高い購入金額になるため、やっぱりそこには「ときめき」が欲しいな、という思いがあります。

それに対して、このレネゲードは、いいんだけど、カッコ可愛くて欲しくもなるんだけど、、、ときめき量が足りないかな、というのが総合的な感想でした。

もちろん、くれるならもらうし、例えばこいつが200万円を切る価格設定なら話は変わってくるかなーというところですが、それは現実的じゃないので、300万以上出して買うか?という条件でなら、「他にするかな」という感じでした。

とはいえ、コンパクトにまとまった、Jeepブランドのこの車、Jeepに乗ってみたいけど大きさがなーとか燃費がなーと思っていた人には丁度いいモデルかもしれませんし、見た目のカッコ可愛さは、それだけでゲットしたくなってもおかしくない存在感があるので、ボクも今後の特別仕様車含めた展開にはまだまだ注目しておきたいなと思う一台です!

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書いてる人
シアトル生まれ、大阪育ち。第一言語は大阪弁。現在は日米行ったり来たり。EXSでは、留学や国際交流プログラムの企画を軸にキャリア支援、ライフプランニング事業を展開。フォトグラファー&心理家としても活動中。大阪に写真ギャラリーあり。主に風景と人物を撮っています。撮影依頼気軽にどうぞ!
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