MAZDA復活の立役者、初代「CX-5」がキャンピングカーになる?というコンセプトカー

依然車関連ネタへのアクセスが多いLEOLOGですが、春になってボク面白いネタがあったのでピックアップして見ました!

トップ画像に写るMAZDA「CX-5」、顔でわかる人もいると思いますが、2月に発売になった新型とは違って、初代のものなんですが、CG合成みたいに上に何か乗っています!!

これ、「マツダE&T」が開発した「CX-5 ポップ・アップ・ルーフ コンセプト」というコンセプトカー(写真は試作車)で、従来から多目的利用が前提のSUVであるCX-5にさらに拡張性を与える改造車なんです!。

マツダE&Tは、マツダ車の開発および、特装車の開発・生産をおこなっている会社で、このコンセプトカーは、CX-5の中古車を改造して作っているため、新型ではなく旧型ベースとなっています。

テント付きのSUV!

写真のように、180cmの身長の人がギリ寝られる程度のスペースが確保された”テント”が天井部分に展開するという改造が施されたCX-5(横幅は90cm)。

閉じていると、まあまあ違和感なく収納されて、ふだん使いにもそんなにおかしくないデザインにまとまっているのが優れたポイントです!

こちらの図の通り、テント部分で寝るのはもちろん、本体部分もフルフラットにして寝ることでファミリー(4人想定?)全員が”車中泊”できる様になります。

うちの実家はアウトドア大好きファミリーだったのですが、昔、「ボンゴ・フレンディー」という車に同じような”開く屋根テント”が備わったものがあって、父親が本気で購入を検討していたのが懐かしくなりました!

流行りのサイクルが終わった感があるミニバンの上にテントが出てくるこちらは改造特別版ではなく、純正オプションでした(1995年から2005年まで販売)。

内部はどんな感じ?

車内から見るとこんな感じ。

よくあるガラスルーフっぽい感じでオープンすると、そこからテントへアクセス!

はしごなんかはないので座席の背もたれなどに足をかけて登る感じになりそうですが、子供じゃなくてもワクワクですよね!

上下はハードタイプの素地で、横部分がソフトタイプ、よくあるテント風な素材でできてます。

防寒的な素材ではないですが、サイドのジッパーを開けるとメッシュになっていて風通しがあり、夏季にはとってもいい感じに見えます。

もちろん本体部分はフルフラットになるので、この上に薄いマットでも敷けば親子なら父、母、子供一人くらいが十分寝られるスペースが出来上がります!

スタイル

先代CX-5のデザインのため、スタイルとしては少し”古い”感じがしてしまいますが、普段はよくあるSUVスタイルで、しかし、上を変えると”オンリーワンスタイル”な”泊まれるSUV”となるのがかっこいいですね!

写真では色がホワイトなのでちょっと商用車っぽいのですが、”マツダの色”であるソウルレッドだったり、SUVの力強さが感じられるブラックだったりするとまた印象が変わるのではないかと思いますので、コンセプトが実際に販売車になるのを楽しみにしたいと思います!

なお、車高は1790mmとテント部分の分伸びた割に異常な高さにはならいので普段使いに支障は感じないかと思います。

シアトル生まれ、大阪育ち。6年前に独立・起業しましたが、コロナ禍で事業が大ダメージを受け、人生の方向転換に悪戦苦闘の日々です!とにかく、「ワクワク」に満ちた毎日を目指してできることから地道に頑張っています〜!