アメリカの中学校で特別授業してきました!!

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今日、シアトルの郊外にある中学校に招かれて「日本について」の特別授業をしてきました!

社会科の授業でちょうど次の週から日本についての授業に入るというタイミングに合わせて、「生の日本」を届けて欲しいという依頼でした。

この学校は国際色豊かで、人種や出身国が多様で、国際理解にも力を入れているためこうした機会をとても大事にしているそうです。ボクとしても、自分の知っている日本のことを”発信”し、そしてさらにフィードバックを得る機会は貴重ですから楽しみに挑みました。

”今”の日本を教えて!

中学生というのは可愛いものですね。素直だし、純粋に見えます。

聞きたいことを率直に聞いてくれるし、知りたいこと、関心あることにまっすぐです。

彼らが知りたかったのは「今の日本」

今日本で何が流行っていて、日本の同年代はどんな毎日を過ごしているのか?などなど。

ボクは中高生ではないので、リアル生の「今」をお伝えすることはできませんでしたが、幸いその世代と仕事で接することがあるため、そこから知り得た情報も交えて色々と話をしました。

中学生ですから、気になるのはファッション何を食べているのかという衣食住を始め、どんな遊びを楽しんでいるかとか、どんなゲームが流行っているかということが中心でした。

日本でも「ポケモンGO」は流行っているという話をした際は結構反響がありました。

「あなたはレベル何!?」とか、「チームは?!」と。

日本発のものが世界共通言語になっているのはなんだかうれしかったです。

興味深かったトピック

授業では約30分持ち時間をもらいましたが、その中で一方的に日本についてを話し、時折質問を受ける形式で進めました。

その中でいくつか興味深いフィードバック(反応)があったのでその内からひとつを紹介します。

制服文化と反動

多くのアメリカの公立は私服なのに対して、日本では制服で登校します。

その話をした時に、一般的な日本の中学生の制服写真を紹介しました。

すると、「なぜ制服を着るのか?」という声がありました。

ボクは自分の考えとして、ある一定のルールを敷き、その上で学ぶことの意義を重視していたり、学校が持つ「学生はこうあるべき」というポリシーの表し方だとかを伝えました。

それに加え、そうしたルールがあることは生徒にとっては「楽」な一面があること、しかしながら、「みんなが同じ」という土俵に不満を持つ者も少なくなく、ルールの範囲であれ、逸脱していたとしても、個性を主張したがる生徒の数は昔も今も少なからずいる、という話をしました。

すると、この話の前に絶対アメリカ人が喜ぶ映像として、”HARAJUKU”ファッションの代表の様な、ごちゃごちゃした独特のファッションをスライドで紹介していたのですが、それを引き合いに出して、

「あー、そっか、制服が窮屈だから休みの日にこうした反動的な格好をするのだね!」

という意見が出ました。

それを思ったことがある人はいると思いますし、もしかしたら”ベタ”な考察なのかも知れませんが、今初めてそういった日本の実情を聞いた中学生がここに気づく、というのに正直感心しました。

ボクはたまーに日本でもアメリカでも講演とか、特別授業をすることがありますが、話をするたびに学ぶことはあるな、と思っています。今回もとてもいいことを学びました。

アメリカの学生はとにかく質問をする

日本の学生向けのアメリカ研修に帯同する時、いつも学生たちに言うことは、「とにかく質問をしなさい」ということです。

そうじゃない学生もいるのだと思いますが、広く見て、日本の学生は質問をしません。ありがたーい講義の時でも、オリエンテーションでも、現地学生との交流でも、基本「シーン」です。

それをいつも勿体無く感じています。

本当に何も聞きたいことないの?

今しか聞けないんだよ?

恥ずかしがらず、聞かなきゃ損だよ!

と繰り返しても、絞り出すかの様にやっと出てきた感じの質問が出るだけということもしばしばです。

それに対して今回の中学生たちの質問量はすごかったです。

「ポケモンGO」の話題の時も、先述の通り、レベルだったり、所属チームをはじめ、やっている人はどれくらいいるのか?とか、学校では禁止なのか?アメリカに来てモンスターを捕まえたのか、などなどたくさん聞かれました。

「ポケモンGO」などのとても関心が強いテーマだったからじゃないか?と思う人もいるかも知れませんが、日本の学生はそれでも「特に質問はない」という姿勢が基本です。

食べ物の話題の時も、「主食はなんですか?」というベタな質問に対し、「米だよ」と答えると、米はアメリカでも食べられる、じゃあ日本人は米とハンバーガーを食べるか?とか、米に合うおかずはなんだ、とか、日本食とアメリカで食べられるもの、どっちが好きか、などなど矢つぎ早に質問が出ました。

紹介した様な鋭い目線のコメントもたくさんあって、中学生ながら、政治や経済についての質問も出たし、子供らしい質問としては、日本ではどんな人がモテますか?と聞かれ、その答えに対して、「じゃあ俺は日本に行った方がモテるかな」→爆笑といったシーンもありました。

感想まとめ

特別授業を終えて強く感じたのが、「ああ、やっぱりこっちの学生は質問をするのが基本姿勢なんだな」というものでした。

日本の大学を出て、アメリカの大学院に進んだ時に感じたことがありました。

日本では多くの講義が「レクチャー」なので一方的に先生が話をしてくれ、それを学生は吸収するというスタイルなのに対し、アメリカではしょっぱなから「質問ある人?」という参加型、学生中心の授業が多かったのです。

どちらがいいということは言い切れませんが、仮にボクという”特別講師”に価値があるとして。それを活かしたい、と思うなら、やはりその機会に質問をし、より多くを吸収するということは大事かな、と思います。

こうした機会から自分自身も学び、こうして得た考えを次に繋げる。

その連続を続けていくことが、今のボクの活動に大きな意味があると思っているので、これからも機会があればこうした”特別授業”はどんどんやりたいなと思いました。

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書いてる人
シアトル生まれ、大阪育ち。第一言語は大阪弁。現在は日米行ったり来たり。EXSでは、留学や国際交流プログラムの企画を軸にキャリア支援、ライフプランニング事業を展開。フォトグラファー&心理家としても活動中。大阪に写真ギャラリーあり。主に風景と人物を撮っています。撮影依頼気軽にどうぞ!
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