豊中市の新施設、「豊中市立文化芸術センター」のミーティングルームを視察してみた

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今日は、豊中市にできた新しい公共施設である「豊中市立文化芸術センター」についてのレビュー記事を書いてみようと思うのですが、会社のブログで書くかこちらに書くかを悩みました。

というのも、オフィスから目と鼻の先(徒歩3分くらい)のところにあるこの施設ですが、今年はじめの方に正式オープンしてから入ったことがなかった中、「貸し会議室」の需要で初めて入ったからなんです。

最近会社のプログラムとして企画を進めているものの中に海外研修を絡めた、「国内での充実した授業」を取り入れたものがあって、そのために部屋が必要となるので豊中市内で探していました。

そんな中で浮上したのが今回紹介の豊中市立文化芸術センターでした。

おしゃれな建物に生まれ変わった元市民会館

道の方から見ると大きな壁がそびえ立つ様な外観はレンガ調で、おしゃれ感が漂います。

元々この場所には豊中市民会館が建っていて、耐震とか老朽化とかそんな都合で建て替えられてできたのがこの文化芸術センターなので基本的には役割はそのまま引き継がれます。

中も、床は濃い茶色のウッドデッキっぽい木の床と、外観と同じ感じのレンガ壁とコンクリート打ちっ放しの壁が融合したデザインで同じくおしゃれ感が漂います。

こんな感じの記事を書くなら市民会館時代の写真を撮っておけばよかったな、と思いますが、WIkipediaに画像がありました。

いかにも昭和な感じのデザイン(良く言えばレトロ?)だった前身。

ちなみにボクの成人式は市民会館で行われましたし、昔、父と母の運営する教室(ステンドグラス教室/英会話教室)の生徒さんを集めての100人規模(?)のクリスマスパーティー等もやった経験があって、豊中育ちのボクには馴染みのあった建物が完全に生まれ変わった形です。

貸し会議室

同センターには、「ミーティングルーム」と名前がつく部屋が3室あり、貸し会議室的に使えます。

豊中市民でないと利用料が割高(倍)になっちゃいますが、一般的な貸し会議室と比べると結構安く借りられる部屋で、しかも外観と同じく、デザイン性だけでいうとオサレです。

20席規模の「ミーティングルーム2」。全体のイメージと同じくレンガっぽい壁と濃い茶色の床、そして黒ベースのデスクやチェアがオサレです。

同じくらいのサイズの「ミーティングルーム3」。ほぼ2と変わりません。

こちらが「ミーティングルーム1」。こちらだけ少し広くて、26人ぶんの席があります。

どの部屋もデザイン性は共通していて、ちょっとおしゃれなオフィスでの会議っぽいイメージで使えたり、席を動かして講習会をするとしても雰囲気はいい感じに演出できそうです。

おしゃれ感を優先しすぎて懸念点も多い

ただ、こんな感じでおしゃれなミーティングルームなのですが、すでに結構苦情というか、懸念の声が聞こえているとのことで、それを紹介しておこうと思います。

めっちゃスケスケ

こちら、ミーティングルーム2ですが、この様に、廊下側の壁が半分以上ガラス面になっていて、スケスケなんですね。

IT企業なんかのイメージだとこんな感じの部屋、映画やドラマでもよく目にしますし、言われるまで気になりもしなかったのですが、やっぱりそこが日本なんでしょうか?

「外からめっちゃ見えるやん」

という点を指摘する声がオープン当初から後を絶たないそうです。

こちらは廊下側からの写真ですが、確かに、普通に内部は丸見えですし、ホワイトボードもこの位置にある限り”めっちゃ見え”ます。

この声が多すぎたので、豊中市はロールスクリーンを後付けで設置しました!

しかし、、、

いや!スケスケやん!!

という、メッシュのタイプで、部屋を案内してくださった職員の方が「やれやれ」感いっぱいで意味ねーよ的な声を上げていました。

こういうロールスクリーンって、これだけおしゃれ感ある部屋で、しかも2016年に建った最新の建物ですと、普通電動のイメージが強いですが、後付けですから、棒で引っ張っておろします。めっちゃダサい。

そして、ダサいのに、ほぼ役に立たない。

こちらはミーティングルーム1ですが、外光が入るのはいいんですけど、奥の短辺側に座っている方は「夕方相当眩しい」そうです。この窓面、西側なんで確かに西日がきついとそこだけ体感温度も違ってきそうです。

エアコンってそうなの?

これは他ユーザーの声ではなく、ボクが部屋に入ってすぐ思ったことだったのですが、エアコンが、家庭用タイプのものが普通に壁についていたことに驚いたんですよね。

奥の右上にあるのが、この部屋のエアコンです。

確かに天井埋め込みタイプって壊れたらメンテナンスも大変だし、そもそもの値段的にも大変だというのは、かつて父がやっていた店舗の埋め込みエアコンが壊れた時に嘆いていたのを聞いているのでなんとなくそうなんだろうな、って思いますが、普通、こういう部屋って、天井埋め込みなんかなーって印象でした。

小さい方の部屋だと33㎡だそうです。まあ確かにそれより広いうちのオフィス(ギャラリー)も16畳タイプの家庭用エアコンを使っていますが、、、やっぱりデザイン性をここまで押していることを考えると、、、なんか、しっくりきません。

案内してくださった係員の方は、「これじゃお着替えもできない」とおっしゃっていましたが、確かに、名前こそ「ミーティングルーム」ですが、これらの部屋を会議以外の用途で使うことも想定できます。

レッスン的なことに使うことも多分あって、着付け教室とかだと、お着替えもあるでしょうし、やっぱり、絶対に外から見えている状態である部屋というのは、利用目的関係なく敬遠されそうです。

ホワイトボードが建てつけじゃない

これもボクの感想ですが、、、

ホワイトボードがこんなやつなんです。これが個人的にはちょーダサい。

左上のフツーのエアコンの印象も相まって、せっかくのおしゃれなデザインが台無しにしか感じませんでした。

ホワイトボードを壁にくっつけてしまった場合、動かせないので困ることもあり得るのかもしれませんが、長方形という部屋の形を考えた時に、困る気配はほぼ感じません。

なんなら前面と後ろの壁にもつけてしまえばいいんじゃないの?という感じです。

せっかくオサレな建物なのでとても残念でした。

ちなみに、こちらがお隣にある古い建物、中央公民館にある会議室です。

よくあるフツーの部屋で、おしゃれさとか微塵も感じさせないですが、それでも文化芸術センターにあるものより大きく使いやすそうなホワイトボードが壁に据えられています。

使い勝手を考えるなら、絶対こっちです。

スクリーンがない

これは、ボクも「まじか」と思ったし、そういう声も多いという話ですが、これらのオサレルームにはプロジェクター用のスクリーンがないんですって。

今時、今時ですよ。

会議の際に、紙を配って、口頭だけで進める会議がどれだけあるでしょう???

そんなんやったら駅前のミスドでええやん!

って思ってしまう状況にボクは感じましたが、いかがでしょうか?

ボクはパワポ(Keynote)を多用しますし、それは特異なことじゃないと思います。

そういうタイプの人は、こんなところで部屋、借りないのでしょうか??

うーん、うーん。

その他の部屋

ここには(コンサートホールと)ミーティングルーム以外にも160人が入れる想定の「多目的室」や、16人程度の「和室」、そして213人も入れる325㎡の「展示室」他あります。

それらは今回のリサーチでは対象外だったので特別内部を見せてもらっていませんが、もちろん必要があれば借りられます。ミーティングルームとはサイズが違うので値段も違いますた。

多目的ルームでまた、かつて両親がやっていたような華やかなクリスマスパーティーができる時がきたら、とかちょっと思いますが、まずは堅実に、ミーティングルームでの講習を実施していければというところです。

屋上スペース

この辺りは最近の建物としてのスタンダードかと思いますが、屋上部分はデッキスペースとなっていて、憩い空間的に使えます。

地味ですけど、緑もあって、多分そんなに人も来ないので、気候がいいときはのんびりするのにいいかもしれません。

南から西の空には伊丹空港に降りていく飛行機が通るので飛行機が好きな人は(めっちゃ近くはありませんが)眺めながらのんびりするのもありかも。

飛行機はこんくらいの距離感。肉眼だともう少し大きく感じます。(どこの飛行機か余裕で判別できるレベル)

その他

他、せっかく行ったので、ボクが新しい建物に行ったら必ずチェックするおトイレチェックなどサラーっとですが色々見てきました。

トイレは、デザイン性の統一感はありますが、極めて普通。

なんか豊中界隈で発掘されたものかなんかが飾られている一角も。若い人は多分ほぼ興味なさそうなものですが、こういうのがあるのが名前に「文化」がつく所以でしょうか?これを飾りたいから文化をつけたのか、文化をつけてしまった手前こういうものを飾っているのか?

少しですが、ロッカーも。お金が返ってくるタイプの様です。大ホールだと、最大で1,344席、つまり1,344人が来ることもあり得る想定で、この数は、「ないよりまし」のさらに下くらいの感じにも思いますが、まあ、ないよりましです。

階段の格子ごしに見えるのは、それなりの席数があるカフェ。デザイン性の統一感は取れていますし、まあ、利用される方も日によって少なくはないのでしょう。

が、

ここにも、企画者が悪いのか、設計者が悪いのか、

なんでそういうところの詰めが甘いんだ?と思わせるところが見受けられました。

この上の写真の同じくらいの場所、もう一階下、一階と二階の間のところで右に目をやると、、、

なんてことでしょ〜

カフェのキッチン的スペースがスケスケ

いや、ボクも飲食店で働いたことは何度もありますし、喫茶店であれ、レストランであれ、裏がごちゃついているということ自体に驚きはないですよ。実際こんなもんでしょう。

ただ、面をおしゃれ感で包んでいても、誰もがフツーに目にしてしまうところからこんな風な光景が見えるのって、どうなんでしょう?正直最初驚きましたよ。

二階から降りて行こうとしたら下にサラダ用のレタスっぽいものが入ったざるが見えてて、「あれ?なんか、食べ放題とかあるのか?」とか思いました。

食べ放題だと、客側がとっていくので食べ物が並んでいる光景は不自然じゃないですから。

でも結果的にキッチンがスケスケ見えていただけだったという結末でした。

まとめ

豊中市に新しくできた文化芸術センターは外観も内装もおしゃれ感で包まれている今風の施設でした。

ただし、利用者の目線になった企画、設計ができていたのか?という点で見ると疑問点も多いなんとも、モヤモヤさせられる建物でもありました。

しかし、小さい方のミーティングルームは豊中市民なら1時間330円という比較的安くでこれだけおしゃれな施設が借りられることはセンターが駅近なことも含め、メリットも感じられます。(大きい方は420円/時間)

せっかく市民の税金で作ったのですから、市民が喜んで訪れたくなるような施設であってくれたらいいのにーと思わずに入られませんが、今後ここでミーティングやセミナー、講習会なんかを開くことがあれば、会社のブログの方で改めて記事にできればと思います。

Website

toyonaka-hall.jp

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書いてる人
シアトル生まれ、大阪育ち。第一言語は大阪弁。現在は日米行ったり来たり。EXSでは、留学や国際交流プログラムの企画を軸にキャリア支援、ライフプランニング事業を展開。フォトグラファー&心理家としても活動中。大阪に写真ギャラリーあり。主に風景と人物を撮っています。撮影依頼気軽にどうぞ!
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